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日記「夜中のお祭り」

こんにちは。
じゅんじです。

今日は日曜日なので、テーマを決めずに
日記のような内容で記事を書いていきます。

昨日から長野県の売木村と天龍村に行っておりまして
先ほど浜松に帰ってきました。

今回の滞在の目的は大きく二つ。

昨年の9月に売木村での山仕事で伐採した木を竈門で木炭を作り
その木材を竈門から取り出して袋に入れていくこと。

そしてもう一つが、天龍村の祭りを見にいくこと。

天龍村は長野県の南に位置する村。

人口は1000人を超えていないという人もいたり、
1000人以上いる、という人もいたり。

そして村に信号機がない。

想像以上に森の中にある村で、
行ってみるとわかりますがなんともディープジャパンな村です。

その村で毎年1月4日に行われる
「坂部の冬祭り」を見学してきました。

このお祭りは夜通し行われるお祭りで
夜22時にお祭りの会場である大森山諏訪神社に到着。

そこから朝7時まで祭りの見学。

どんなお祭りだったかは僕がここでお伝えするよりも、
お祭りの様子が早速ニュースでyoutubeにアップされていたので
そちらをどうぞご覧ください。

僕たちが普段参加するお祭りのほとんどは
経済活動や観客がありきのお祭りですが、
室町時代から続く言葉通りの「神事」のお祭りを
見にいくことは初めて。

パーマカルチャーに出会って、
人と自然の永続的な共存を深く考えるようになり、
このようなお祭りに興味が惹かれるようになりました。

このニュースで取り上げられている場面は
お祭りの中で一番盛り上がるところで、
それまでは精進した天龍村の方達が
ずっと舞を行っていました。

22時から24時までこどもたちの舞。
24時から午前3時くらいまで大人たちの舞。

そしてそこから1時間、
ニュースで取り上げられていた鬼などの役割を
誰が担当するかを神様に決めてもらう儀式が始まります。

神様に役割を担当を決めてもらい
一番盛り上がる儀式は本来であれば午前4時に行われますが、
今回はなかなか担当が決まらずに
2時間押しての儀式。

観客に見せるためのお祭りではないため、
僕たちは何があっているかも知らずに
マイナスの気温の神社の境内でひたすら待っている状態。

これが祭事なんだなーと。

小さな村で室町時代から続くお祭りは
僕たちにとても大切なことを教えてくれた気がしています。

これはうまく言語化できるものではなく
僕が言葉で表そうとしても
感じたものから離れていくように感じます。

ただ、間違いなく言えることは
僕たちは自分のルーツから離れていき
自分の足元にある自然や過去の文化から遠ざかっていていること。

自分の足元には過去から受け継ぐ大切な自然と
継がれていた文化があります。

足元の豊かさから離れて
どこかの豊さを奪っていき、
ビルを建てたり、リゾート地を建てたり
世界では戦争が起こっていること。

この世界が奪い合う社会になってきたからこそ
足元の花を見つめることが大切なのではないでしょうか。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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僕、じゅんじの日記
28歳のフリーライターの僕の日記です。 自然と暮らすことが好き。本を読むことが好き。音楽が好き。 そんな僕の日常を見て、僕が生きている人間だと感じていただけると嬉しいです。


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