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【サステナブルな暮らし】ゴミ拾いの拾った量よりも大切なこと

こんにちは。
じゅんじです。

"自然とつながるサステナブルな暮らし"
をテーマに記事を書いています。

身近でできる環境問題の取り組みとして、ゴミ拾いがあげられます。

ゴミ拾いは始めると、キリがないくらい街にはゴミは落ちています。

自分のアクションが小さく無力感が起こってきますが
決して無力ではありません

今回の記事では、
"ゴミ拾いの大切な意味"に
ついてお届けします。

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”自然とつながるサステナブルな暮らし”の過去記事は、
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ビーチ・街・川・海上でのゴミ拾い

僕は環境問題の取り組みのひとつとして、
ゴミ拾いイベントに参加したり、
チームでゴミ拾いイベントの主催をしていたりします。

海でゴミを拾うビーチクリーンや、
繁華街の週末の朝でのゴミ拾い、
川の生態系を守るためのリーバークリーン、
漁船で海上に出て海ごみの調査を兼ねたゴミ拾いなど、
幾つかの機会でゴミ拾いを行なってきました。

やっていることはゴミ拾いですが、それぞれ目的は違っています。

ビーチクリーンは、僕がただ海が大好きだから。

人と海に行くために主催します。

繁華街のゴミ拾いは、居場所つくりのために。

ゴミ拾いの後に、ダンサーや歌手やヨガの先生を集めた
僕のエンタメチーム(?)が
それぞれの持っているスキルで参加者に楽しんでもらい、
交流するためのイベント。

リーバークリーンでは、川の水を浄化させるために
窒素やリン酸を吸収した葦(ヨシ・アシ)を刈り取り、川を綺麗にする方法があります。
その葦の刈り取りの邪魔になるゴミを拾います。

船上でのゴミ拾いは、海のゴミの中には、ゴミの性質でビーチに上がらず
海中を永遠と漂うゴミがあります。
そういったゴミの調査のついでにゴミを拾います。

僕はゴミ拾いを目的として動いたことがほとんどありません。

というのもゴミ拾いはあまり好きではなくて。

汚い・臭い・きついなど、そういった理由ではなくて、
シンプルに好きではない、ということだと思います。

ただゴミ拾い自体には、大切な意味があります。

自分の生活と社会との関係に気づく

世界中のゴミの量は計り知れません。

2050年には、海の生き物よりもゴミの数が上回ってしまう、
という心配も出てきています。
海洋プラスチック問題について |WWFジャパン

そんな大量にあるゴミがある中で、
ゴミ拾いすることに意味が無いと思われます。

ゴミ拾いの意味は、ゴミをみて生活を振り返ることに
大きな意味があります。


リバークリーンで、田舎でよく見るゴミは農業用のゴミです。

特に目立つゴミは、化学肥料の袋ゴミ。
有機栽培で有名な地方でも、その地域の川のゴミを見ると化学肥料の袋が川のゴミになっています。

こういった農業ゴミを減らすためにも、
自分たちの消費行動をどう変えていくのか、を考えるきっかけになります。

農薬や化学肥料を使用する慣行農業が悪いという意味ではなく
僕たちが普段触れることのない、農業などの産業について
一緒に考えていく必要があるということの意味です。

また、都市に近い海でみるゴミは、小さくて緑のプラスチックの破片。

小さい緑のプラスチック破片は、人工芝であることがほとんどです。

都市の公共施設や学校などでも、人工芝が使われています。

小さなプラスチックゴミは、
海の生物にもだけでなく人体への影響も大きいです。

僕たちは、1年間で"ヘルメット一個分"のプラスチックを体に入れている
というデータもあります。
\ 驚愕 / 1週間でクレジットカード2枚?私たちが食べるプラスチックの量 - 国際環境NGOグリーンピース

ゴミ拾いをして、「プラスチックフリーの生活をしよう!」と
心がけることも大切ですが、
自分の生活やその商品の産業との関わりを知ることも大切です。

環境政策を掲げながら、
公共施設に人工芝を広く設置している行政も少なくありません。

プラスチックフリーの生活では、消費者に限定されたアクションですが
拾ったゴミと背景を知ると、消費者に限定されない、繋がった原因が見えてきます。

ゴミ拾いをして実態がわかるからこそできる、
環境へのアクションが考えるきっかけになります。

小さなゴミ拾いの大きな意味

ゴミ拾いは、小さなゴミ拾いでも大切な意味があります。

サーファーの間では「ワンハンドビーチクリーン」というものがあります。

ワンハンドビーチクリーンは、片手で拾えるくらいのゴミを拾うことです。

海から上がって、ゴミを片手で掴み、持って帰ります。

片手にマイボトルやサーフボード、
もう片方ではゴミを掴んでいるって素敵ですよね。

掴んだゴミはどこからきたのかを考える機会になり、
SNSで発信をしたりして環境問題への呼びかけになります。

ちなみに僕がマイボトルを持ち始めた理由は
サーフィン好きなアーティストが海の環境問題を発信して、
おすすめのマイボトルを紹介していたことがきっかけです。

超ミーハー的な理由です。

Hydro Flaskを愛用していますが機能性もデザインも最高で、
Hydro無し出歩くことはありません。
かれこれ5,6年愛用しています。

お水用とコーヒー用の二つを持ち歩きますが、
カフェにいった際に、「これでお願いします!」と、
コーヒー用のHydroを渡す瞬間の小さな誇らしさを毎回感じています笑

HydroFlaskオフィシャルサイト|ステンレスボトル

ゴミ拾いにはゴミを拾う以外にも、
環境のことついてできるアクションがあります。

小さなアクションに感じますが、
何かを解決できる可能性あふれるアクションだと感じています。

みなさんの環境へのアクションの小さなきっかけにでもなれたらな、と思います。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

次回もお楽しみください。

▼前回の記事

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