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【ナルコの神】低迷期のNETFLIXを救う

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所要時間:11:08-46(38分)

「不作続出」危機に陥るNETFLIX、この男が辛うじて救った

[herold pop=キム・ヒチョル記者]「NETFLIXの面子救ったナルコの神」

NETFLIXが今年に入り配信をスタートした国内オリジナルコンテンツ大作が相次いで酷評を受けるなか、チュソクの連休を狙って配信された’ナルコの神’でどうにか面子を立て直した。ここ最近、韓国オリジナルコンテンツの成績低迷により利用者数が停滞している状況でNETFLIXは、’ナルコの神’で現状打破の糸口を模索している。

グローバルオンライン動画ストリーミングプラットフォーム(OTT)NETFLIXは、去る9月製作費350億ウォンが投入されたオリジナルコンテンツ’ナルコの神’を全世界に公開した。

昨年9月のチュソク直前に公開した’イカゲーム’で世界的な大興行を記録したNETFLIXが今年も名節の連休を目前に対策を公開するという戦略で勝負にでたのだ。

6部作で構成された’ナルコの神’は、実話をもとに、映画’工作 黒金星と呼ばれた男’、’悪いやつら’、’群盗’の演出を担当したユン・ジョンビン監督がメガホンを取った。南米国家のスリナム共和国で、麻薬王と呼ばれる韓国人牧師を捕まえるため、民間人と国家情報院が秘密工作を繰り広げる内容を扱っている。

グローバルOOT順位集計サイトFlixPatrolによると、’ナルコの神’は公開直後、国内で即座にTVショー部門視聴ランキング1位にあがった。このほかに、香港、シンガポール、台湾、タイ、バハマ等、10か国にて公開初日にトップ10チャートに進出し、上昇気勢を見せている。

Amazonが運営する動画批評サイトIMDbでも現在まで平均7.4点を記録中だ。先立って公開された韓国オリジナルコンテンツ’ペーパーハウス:統一通過を奪え’、’カーター’、’Seoul Vibe’などが一斉に5点台の酷評を受けたこととは対照的だ。また、’イカゲーム’は8点を記録している。

NETFLIXは、昨年9月に配信開始した’イカゲーム’以降、1年間メガヒットコンテンツの不在で利用者の減少に直面してきた。今年の第1四半期のNETFLIX加入者が市場初の20万人減少に続き、第2四半期は97万人減少した。特に、米国とカナダ市場で約130万人減少したことが明らかになった。NETFLIX側は、第3四半期には再び増加の波に乗ると見ている。

オリジナルコンテンツが期待に及ばない成績を残すなか、’ナルコの神’がチュソクの連休以降も話題性を維持し、下半期の救世主となるか期待が集まっている。

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