【イ・ヨンジ】SHOW ME THE MONEY11優勝
所要時間:10:44-30(46分)
1億の主人公イ・ヨンジ、’SHOW ME THE MONEY 11’制覇した初の女性優勝者[★FOCUS]
ラッパーイ・ヨンジがMnetのヒップホップ番組’高校生ラッパー3’に続き’SHOW ME THE MONEY 11’をも制覇した。
去る30日に放送されたMnetのヒップホップ番組’SHOW ME THE MONEY 11’では、ファイナルステージが開かれた。この日イ・ヨンジは’初の女性優勝者’というタイトルとともに賞金1億ウォンを手に入れた。
イ・ヨンジは、第1ラウンドで温かみのある曲’HUG’を披露した。Zion.T Wonsteinのフィーチャリングで特別な雰囲気を作り上げたイ・ヨンジはステージを終え、「したいことはできたので後悔はない。感情がうまく伝わっているといい」とすっきりとした様子を見せた。第2ラウンドでは’DEJAVU’を披露した。彼女は該当曲作成時、ラッパーThe Quiettに連絡し、「私が’高校生ラッパー3’で優勝したじゃない。一度’デジャヴ’のような出来事を作ってみたい」と力強い抱負を明かした。その後、実際にデジャヴのような出来事が起きた。イ・ヨンジとホ・ソンヒョンが最終決戦の2人に残り、優勝者はイ・ヨンジとなったのだ。
彼女は優勝者として発表された後、「第2ラウンドの曲のタイトルが’DEJAVU’だ。みなさんが見たことのある光景をもう一度見ることができるという意味だ。’DEJAVU’という曲を優勝することで完成させた」とし、「’SHOW ME THE MONEY’という長い旅路で本当に多くの実力者たちに出会い何度も限界にぶち当たり、そして今もとても未熟だと感じている。私の旅はこれから始まり、ここにいる彼らの旅もこれからが始まりだ」と胸に詰まる想いを語った。続いて「チームスレイのお兄さんたち、本当にありがとう。私を良い道に導いてくれたジェボムさん、Slomさんがいなければ絶対ありえない成功だ。TOP4を含み3万人のすべての参加者、ジンピョ兄さんもみんな認められるべきだと思う。一生懸命頑張る。アルバムも出す。」と伝えた。
「アルバムを出す」という言葉は、先立って話題を呼んでいたカン・イルクォン評論家の言葉を意識したとみられる。カン・イルクォン評論家は、イ・ヨンジの’高校生ラッパー3’優勝後の活動は、シングルアルバムのリリースと自身のバラエティー番組、そしてコンテスト用の音楽のみであることを指し、「音楽とアーティストのアイデンティティーについての疑問を唱えて’SHOW ME THE MONEY’に出たのに、同僚のアーティストたちと制作陣の称賛を受けスポットライトを浴びている」と心中穏やかではない様子を見せたことがあった。イ・ヨンジはもちろん実力のあるラッパーだが、これまでの歩みに残念な思いを表出したということだ。またイ・ヨンジが’SHOW ME THE MONEY11’序盤、期待に沿うほどの歩みを見せれず、特別待遇が論議を醸したこともあった。
いくつもの状況が重なりネット上では論争が続き、結局イ・ヨンジは自身のSNSを通して「インターネットの世界よ、ケンカをやめなさい」と間接的に訴えた。
そんな中進められたイ・ヨンジの挑戦は、本選進出のステージでその心配と懸念を完全に吹き飛ばした。当時発表された音源’Not sorry’と’WITCH’のステージ映像は大きな注目を呼び、国内音源サイト上位圏に名前をあげた。休むことなく自身の価値を証明してきたイ・ヨンジの本気が通じたようだ。「アルバムを出す」という固い決心をしたイ・ヨンジの次のステップに期待が注がれている。
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