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【イカゲーム】オ・ヨンス強制わいせつ容疑で起訴

所要時間:12:01-12:50(50分)

‘カンブのおじいさん’が女性強制わいせつ嫌疑だなんて…’イカゲーム’オ・ヨンス、検察起訴[総合]

[sports tv news=チャン・ジンリ記者]NETFLIX’イカゲーム’でカンブのおじいさんとして一躍スターとなった俳優オ・ヨンス(78)が強制わいせつで起訴され、裁判にかけられる。

25日、水原地検城南支庁刑事2部は、オ・ヨンスを強制わいせつの疑いで起訴したと明かした。

オ・ヨンスは、2017年、女性A氏に不適切な身体接触をした容疑をかけられている。

A氏は昨年末、オ・ヨンスを告訴したが、警察は去る4月不起訴の決定を下した。A氏は、これ不服、異議申し立てをし、事件を再調査した検察はわいせつ嫌疑を裏付ける証拠が確保されたという判断により、オ・ヨンスを裁判にかけた。

オ・ヨンスは、JTBCを通して、「湖畔を回り、道案内の次元で手を掴んだだけ」と話し、強制わいせつ容疑を否認した。A氏に謝罪したことについては、「問題にしないと言ったことに謝罪した、容疑を認めたのではない」と主張した。

オ・ヨンスの起訴事実が知れ渡ると、文化体育観光部は、彼が出演した規制革新広告の放送を中断した。来年1月上演を開始する演劇’ラブレター’の全州公演でも出演取り消しとなるだろう。

オ・ヨンスはNETFLIX’イカゲーム’で’カンブのおじいさん’と呼ばれたオ・イルナム役で出演し、全世界の視聴者から支持を受けた。

‘イカゲーム’の放送以降、MBCバラエティー番組’How Do You Play?’に出演したオ・ヨンスは、「天にも昇る気分、今は自らを落ち着けながら自制心を持たなければという気持ち」だと熱い人気にも冷静な理性の重要性を唱えた。

また、最近の若者に向けて「社会は1位でなければだめだというように流れていくが、2位は3位に勝ったと考えれば、みな勝者だ。真の勝者は自分がしたいことに信念を持って、ある境地まで辿り着く努力ができる人」という感動の助言を投げかけ、イ・ミジュを泣かせるなど、「芸能界の大御所」として尊敬されてきただけに、今回の事件は衝撃が大きい。

オ・ヨンスは、1963年劇団広場の団員としてデビュー、劇団自由、国立劇団の団員として活動し、200編を超える演劇に出演した。ヒット作’善徳女王’をはじめ、映画’童僧’、’春夏秋冬そして春’などあらゆる作品に出演した。

1979年’Crime on Goat Island’で第17回東亜演劇賞で男性演技賞を受賞し、’咲いて散って、咲いて散って’では、1994年’第30回百想芸術大賞’では、演劇部門男性演技賞を受賞した。2016年’チャンパン’で第37回ソウル演劇祭で演技賞を受賞し、2019年には文化芸術発展有功者として文化勲章が授与された。

‘イカゲーム’では、韓国俳優初の歴史を打ち立てた。今年1月に開かれた第79回ゴールデングローブ授賞式では、韓国俳優初のTVドラマ部門助演男優賞を受賞した。

米国放送界では最高権威を持つ授賞式といわれるエミー賞にもノミネートされたが、残念ながら授賞には至らなかった。しかし、エミー賞のアフターパーティーで驚きのダンスを披露し世界中の注目を集めた。

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