《変容の対象》2023年3月第4-5小節目
《変容の対象》2023年3月第4-5小節目を福島諭さんに送る。必要な展開を書き、そこは提示しなければ話にならないので書き進めると、書き足し、また書き足しで少し時間がかかってしまった。
今日はサックスの特殊奏法の一つに、もうひとつの要素を加えて試す。精度を上げてその奏法を確定させることができるかはまた別だが可能性はある。可能性の文学とは吉本隆明の名題の書。可能性の音楽とは、、、となんとなく考えることもあったが、結局言葉の領域での概念であり、ある種の齟齬は生じるから汀で止まる。
今日は福島諭さんの室内楽作品https://www.gfgs.net/shop/chambermusic/のremix album「sewn up 2016-2018」https://www.gfgs.net/shop/sewnup/を聴いていた。昔熱狂した謂わばポスト・ポスト・モダン・ジャズの名盤のCDもその直前に聴いたが、最早あまり聴けないのだろうか、、、と思うほどsewn upの方が遥かに、なんというか、、、音楽が「澄み切った響き」をそこに湛えていた。この差異こそ私の命題にかかわってくるものだと思う。
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