《変容の対象》2024年11月第11-12小節目
《変容の対象》2024年11月第11-12小節目を福島諭さんに送った。
イアマスの関連イヴェントを教えてもらったので、リンクを以下に。
今日は何をやったか、、、そうそう、この1週間ほど九段理江著の三冊を読み、「school girl」収録の2作に言葉を選ぶことへの審美眼を含めた「選択」のあまりの鋭さに驚嘆。ちょっと信じられない文章の切れが全面にびっしり展開されていて、それが物語を形成しているものだから、その背後に底通している「その研ぎ澄まされ続けた意識」を明確に感じながら気付けば読了。読むの一瞬。
芥川賞受賞作の「東京都同情塔」はAIの使用で一時話題になり、思慮の浅い人々からえらく騒がれ叩かれたらしいが、前述のデビュー作を読めば、あの作家が安易な使い方をするわけなかろうが。騒いだ方が完全に脳足りんを露呈するという図式。
「しをかくうま」はアヴァンギャルド小説として読んだ。無論間違っているのだろうけれど。
「school girl」収録の2作品が猛烈に刺さったというお話。グッサリと。
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