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《変容の対象》2023年4月第9-10小節目

《変容の対象》2023年4月第9-10小節目を福島諭さんに送る。
時間もあと26時間ばかりを残すのみ。ただ、いつものこと故作曲の時間が気になるようなことはない。時間が有ろうが、無かろうが。

プロジェクト・ユリシーズという映画を見る。ユリシーズなんて題名にあればそれは観なければならない。SFの、宇宙ものの、ディストピアものという王道をゆくスタンダードなものだったが、全体の暗黒のトーンは少し今の自分にはしんどくはあった。ユリシーズと冠しているなら相当なもので無ければそれはおさまりがつかない。

今日も採譜を一日中していた。ページにするとノート8ページ分。その合間にサックスの特殊奏法の練習など挟み、bebopの暗譜した部分を延々繰り返す。そうしながら変容を書いた。ただ、書いた時間は数分に過ぎない。それより採譜が、当たり前だが自筆で殴り書きでも合間に長い休憩を挟まないと敷き詰められた音符が延々続くのでサイバーパンク風にいうなら脳が焼ける、、、ような時間を日がな一日送っていた。

昨日はwarehouseの大戦デニムを洗濯し、糊付けして干した。大戦デニムといえばヴィンテージで最も愛されているが最早オリジナルはとても正気の沙汰ではない価格で売られている。warehouse、リアルマッコイズなど所謂それらを忠実に再現したメーカのものが今は市場で席捲しているし、魅力も放っている。

大凡、ワーク系の例えばdickiesのパンツとワークシャツという無骨なイメージとデニムも過去の炭鉱のワークウエアだったわけでその親近性共々ここ最近自分の心を捉えて離さないのだ。


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