100円レコードの楽しみ【その4】ルネッサンス・スペイン舞曲2
2ヶ月ぶりの100円レコードの楽しみ【ひゃくレコ】の記事です。
今回はルネッサンス・スペイン舞曲のレコードです。
100円レコードを紹介するというコンセプトですが、今回のレコードは中古380円で買いました。
ジャケットの絵はヤン・ブリューゲル(父)作「聴覚」。ジャケ買いをそそる素敵なもの。
録音年代は記載がないが、おそらく1960年代だと推測される。
このレコードはスペイン・古楽集成というシリーズものの23枚目。
そもそも古楽というのは日本ではかなりマイナーであり、今でもそれほどポピュラーではない。
このレコードのクレジットによると日本盤の制作は1977年とある。
正直、こんなマイナーなレコードを誰が買うのかと思うが、きっと私のような変わり者だろう。
ちなみにこのシリーズ「スペイン古楽集成」は90年代かにCDに復刻された。実は、私はその第1集の「聖母マリアのカンティガ集」を喜んで買った記憶がある。この録音もとてもいいものであった。
曲も演奏も録音も素敵である。残響は比較的多めで、奥行きのある録音。曲は舞曲(ダンス)なので、リズムのはっきりした曲ばかりで退屈しない。
ルネサンス舞曲集と称するレコードはかなり多くある。そしてどれも素晴らしい。今回のレコード以外にもコレギウムアウレウムや、クレマンシックコンソート、ウルザマ・コレギウム、最近だとラウテン・カムパニーのものが特によかった。
もちろん純セレブスピーカーで聴いております。
以上です。
純セレブスピーカーとは?
ダンボール紙の箱で出来たスピーカーです。想像を超える良い音がしてびっくりしますよ。
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