【学び】昆虫食セミナーでいただいた昆虫食べてみました
こんにちは、じゅんえいです。
先日、「(株)昆虫食のenotomo」さん主催の昆虫食セミナーに参加させていただきました。
その際のレビューはこちらです。
私は、オンライン参加でしたので、試食の「サバクトビバッタ」と「シアワーム」については郵送で送っていただきました。今回は、こちらの試食を食べてみましたので、感想をシェアしたいと思います。
※虫の写真が出てきますので、苦手な方、悪しからず。
サバクトビバッタ食べてみた
こんな感じで、乾燥したサバクトビバッタが入っていました。
開けた瞬間から、どこか鰹節に似たような、独特な香りがありました。乾燥しているためか、バッタの中身は空洞でした。身が詰まっているという感じではありません。(写真撮り忘れました。。)
食べてみると、触感はせんべいのような感じで、噛むたびに「ぼり、ぼり」とすごい音がします笑
味は、これまた独特。においと同じで鰹節を濃くしたような味でした。今回はそのまま食べましたが、塩っ気があったほうがおかし感覚で食べられるかなと思いました。
サバクトビバッタといえば、東アフリカで大量発生して、農作物に甚大な被害をもたらしていることで、有名です。
古くからバッタの大量発生に関しては多くの報告例がありますが、その要因はサバクトビバッタの生態にあります。通常サバクトビバッタは単独で行動しますが、サイクロンが発生し高温多湿になるなどバッタの活動にとって好条件となり、この好条件がしばらく続くなどして個体数が増加し密度が高くなると「群生相」と呼ばれる形へ体が変化します。
群生相になると成虫は体の色を変え、長距離を飛ぶのに適した形態に発達して群れを作るようになります。1つの群れには1平方キロあたり4000万匹から8000万匹ほどのバッタがいるとされ、4000万匹でも1日で約3万5000人が消費する食料、または牛2000頭分の牧草と同量を食べることができると推定されています。(「マイナビ農業」より)
こんなに恐ろしいサバクトビバッタですが、「食べられるなら、全部食糧にしてしまえばよいのではないか?」と思いますよね。
残念ながら、このように大量発生したサバクトビバッタは食料には適さないようです。なぜなら、広範囲の様々な植物を食べており、もしかすると人体に良くないものを身体に取り込んでいる可能性があるからです。
食べれるのなら、途上国の食糧難解決に寄与できそうなのに残念です。。
シアワーム食べてみた
こちらもアフリカ原産の昆虫です。
シアワームは、植物性油脂のシアバターが取れることで有名なシアの木の葉を食べる芋虫です。
干しシイタケのように乾燥されており、お湯に戻すと水分を含んで一回り大きくなります。
こんな感じ。
水分を含むと若干色が戻り、ビジュアルはかなりのインパクトがありますね笑
しばらくゆでたのですが、あまり柔らかくはなりませんでした。バッタと違い、中身がしっかりと詰まっていました。
そのまま食べてみたのですが、乾燥した木を食べているような味・食感がしました。おいしい!とはなりませんでした。こちらもかなり独特な味です。
多分調理の仕方が、もっと適切なものがあるのだと思います。
最後に
私は小さいころからイナゴを食べていましたので、昆虫食については普通の人よりは抵抗は少ないと思っています。
今回は、私の妻にも食べてもらったのですが、食べる前から嫌悪感を露わにしていました笑
昆虫食が広まっていくためには、こういった固定観念を取り除いていくことが重要なのだと改めて感じました。
また昆虫食は栄養素的にはかなり優秀な食材です。アスリートの身体づくりにも活かせるのではないかと個人的には思っています。
そのためには、おいしく食べられる調理方法も発見していかなければなりません。
調べてみると、entomoさんは、クックパッドにレシピを公開していました。
昆虫が手に入ったらぜひ試してみて下さい!
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