「会社は頭から腐る」冨山和彦
私が、Kindle本を耳読して「良かった」と思う本を、ご紹介しています。 みなさんと本との出会いになれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(3時間37分)
感想…
一言で語れないくらい良い本でした。
当たり前のことをズバッと切ってくれていたところが良かったです。
一流企業と呼ばれる会社が、前年度踏襲でやってきているところを、しっかりと見直す必要があることを示していました。
一流業のガチンコは、所詮「ごっこ」に過ぎない
社長人事について、何年待ったからとか、50歳でちょうどいいからとか、そんなことは経営の論理が何もないと説かれていました。本当にそうだと感じました。書かれていましたが、本質が飛んでいますね。
リーダーとなるマネジメント人材層の厚みを中心に、再生していくことが会社を腐らせないカギと言うことでした。
内容(「BOOK」データベースより)
産業再生機構で41社の企業再生の陣頭指揮を執った著者。経営が悪化した企業に共通していたのは、「一流の現場を持ちながら、経営が三流だった」ということ。なぜ、「経営にふさわしくない人」がトップに選ばれてしまうのか。逆にどうすれば、しっかりしたリーダー、真の経営人材を育成・選抜できるのか―。日本企業の「病理」と長年格闘してきた著者がその処方箋を明快に綴った名著、待望の文庫化。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
冨山/和彦
株式会社経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEO。1960年生まれ。85年、東京大学法学部卒。在学中に司法試験合格。92年、スタンフォード大学経営学修士(MBA)。ボストンコンサルティンググループを経て、コーポレイトディレクション社設立に参画、後に代表取締役社長に就任。2003年、産業再生機構設立時にCOOに就任。2007年4月に経営共創基盤を設立。数多くの企業や経営改革や成長支援に携わり、現在に至る。オムロンやぴあの社外取締役、朝日新聞社や中日本高速道路の社外監査役のほか、多くの政府関連委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
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