オウンドメディア、相次ぐ閉鎖 成功例でも「役割終了」、、、に対する私の見解、の巻。
みなさん、この記事ご覧になりましたか?
https://digital.asahi.com/articles/ASNBZ6VQFNBZUTIL002.html
(引用:朝日新聞デジタル 有料会員記事)
記事そのものを解説することはここではいたしません。本エントリーではこの記事をご覧になった方からもっとも聞かれそうな質問に答えてみたいと思います。
「オウンドメディアは役割を終えたのか?」
ては、宇宙世紀で有名なあのかたの言葉をお借りしてお答えします。
「否!はじまりなのだ!」(ジーク・ジオン!)
正直、この10年に立ち上がったオウンドメディアの中には、トライアルのイメージが強く、立ち上げることが目的のものも少なくありませんでした。
また、目的があっても「潜在層に気づきを与える」だけなことが多く、ユーザーの顕在化した課題に寄り添いすぎるあまり、競合ブランドとの差別化がはかれませんでした。
あえて言おう。オウンドメディアは進化しなくてななりません。
そこで、この5年ぐらいの経験の中で確信している「成功に導くためのポイント」を上げておきます。
チームにパッションがある。
マーケティングにサービス・ドミナント・ロジックという概念を取り入れるという思考がある。
オウンドメディアはマーケティング活動の一部であるという認識がチーム内はもちろん社内にある。
オウンドメディアで得られるデータ・知見を貪欲にマーケティングに活用するという意思がある。
ターゲットユーザーに対しアジェンダ設定(課題の提供)ができる。
オウンドメディアは、ブランドと消費者/顧客における価値共創のハブとならなければならないと考えます。
また、価値共創を目指すのであれば、まず、ブランドとユーザーの間の「背景」をしっかりと読みとき、「文脈」を作らなくてはなりません。
今年の大厄災によって、人々の価値観は変わりながらも、本質的な消費への欲求は変わっていないかもしれない。これまでの仮説では太刀打ちできない、そんな状況下での「文脈作り」とはどうあるべきか、からチームで考えられることをおすすめいたします。
ではでは。