ガンガの旅⑥ヒマラヤトレッキング
ヒマラヤに来たのも初めてだし
このような山への旅も初めてだった
日本の富士山の旅とかそんなレベルではない
ヒマラヤ山脈にやってきた
ここは標高3000メートルあたりかもしれない
子供の時スイマーで一時選手目指してたくらい
泳ぎまくってた時代があるせいか
肺活量は割と出来上がっている方だと思う
高山病とかはなかった
Sはヒマラヤの高山病を心配していたが
宿にいる間とくに不調はない
ホテルはコテージみたいな感じで
綺麗で思ったより可愛かった
シュリナンダンさんは以前ここに泊まって
啓蒙活動をしていたらしい
ここの近くにも場所があって
そこに色んな人が来るんだけど、
何をしていたかは知らない
と宿の人が言ってた
シュリナンダンさんの
完全プライベートスタイルは
ヒマラヤの時も守られていたらしい
しかしどんなに綺麗な環境でもインドはインド
ヒマラヤはヒマラヤ
灼熱のヴァラナシから
適度なリシケシ
そして山のヒマラヤ
夜になるとインドらしい
石造りの家は冷える
なぜこの環境で床を石にしちゃったの?!
てくらい
足元の石が私の足を冷やしていく
靴下を貫通する底冷え
靴履くのもやだけど
部屋用のスリッパがない
とにかく寒い
寒い中
お湯でシャワーしようと思ったら
なかなかお湯が出ない
操作を色々しても出ない
しばらく待つと出たり
お湯は熱湯、冷水を繰り返すので
調整が難しく
バケツにお湯を溜めると
暖房のない部屋は寒く
当たり前にバスルームも寒く
髪を洗うと死亡である
当然ドライヤーもない
死ぬて。寒いて。
ガタガタ震えながらバスルームからでる
一瞬で体の熱を奪う水分
や、やばい
ヒマラヤなめてた
初ヒマラヤにこんな軽装備で行くなという話は
今なら聞けるが
当時はアホのままヒマラヤに来てしまったので
アホのまま過ごした
そして学びに学びまくった
ちなみに2回目のヒマラヤも前より装備を増やして真冬に行って撃沈したので
日本という温室育ちの私の体では
ヒマラヤ生活は重装備が必要と学びました
寒さに震えながら過ごす
この宿のご飯はおいしかったが
夜21時にディナー
当時22時くらいに就寝していたのと
北インドの食事が合わなくて
すでに胃腸は死にそうな状態であった
辛さでピーピー
未消化でお腹の調子悪
インドで腹壊すと聞くが
多分8割辛さで腹を壊している
インド料理はチリをよく入れるので
辛さに慣れてないと免疫関係なく
お腹壊します(何回も体験済み)
引き続き軽装備のまま
ベッドで就寝
唯一の防寒である布団であたたまる
翌朝
早朝日の出前起床
ヒマラヤの日の出は素晴らしいに違いない
早朝の寒さに震えながら
外に出て
ベストスポットで待機
それはそれは素晴らしい日の出がみれた
太陽をこんなに近くで見れることはなかなか無い
シュリナンダンさんがこの場所にいた意味も
この日の出を見てわかった
自然が最も美しく
静かで
何もかも調和していた
この世のどこにもこのような場所は
見つけられないのかもしれない
ヒマラヤは
山脈に足を踏み入れた途端に
とても美しいエネルギーと静寂に包まれる
その自然の美しさに
ただただ魅了された
そして朝ご飯を食べた後
準備をして
トレッキングに出かけた
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