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絶望から見出せるもの

約1ヶ月のインドの旅で
見出した事は

“自我"という存在がいかにちっぽけで
どうしようもないものだという事だった

人は自分の意思を使うから苦しむのだ

“私"という存在は
“私"を振り回し続けた

全てを作り出していたのは
“私"だった

日本に帰国して
普通の生活に戻る

それと同時に
自分がこれからさらに捨てていくことになるだろう、そう思った

帰宅したら
飼っている猫が2匹
飼い主が帰ってきた事に驚いて
幻でもみるかのようにおそるおそる近づいてきた
(友人とご近所さんに面倒見てもらってた)

子猫の時から我が子のように可愛がっている
猫達

2匹が私の所にきて
私は泣いていた

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