再びインドへ③ ラマナの洞窟へ

ラマナアシュラムの裏手から
看板に書いてある通りの洞窟への道を
歩き始めた

道は石で埋められていて
山道が続く

その時私はそんなに長い道のりではないのだろうと思っていて
導かれるように
無計画に歩き始めた
洞窟までの情報はゼロだったので
私は裸足だった

石が足を刺激する
朝だったからまだ良かったが
夏の暑さが石を温めて足の裏を刺激する
水さえも持ってきていなくて
財布はかろうじて持ってた

最小限の荷物で始めたトレッキング

ジュース販売中

ゴツゴツの石畳の道を
裸足で歩いた

道中見たインド人が
靴を履いていた

これはもしや、アシュラム以外からのルートがあって
わざとでなければ裸足では歩かない道なのか？
疑問だらけである

歩いても歩いても終わらない
トレッキングであった
水もない
10分以上歩いた辺りで不安が襲う
これは、大丈夫なのか？
しんどい、引き返したい

そんな思いが頭をよぎった