純子/nagaraj🪷

肩書き普通の人 沈黙は最大の教育である 有料記事シリーズは ヨギの秘密の話 生業…

純子/nagaraj🪷

肩書き普通の人 沈黙は最大の教育である 有料記事シリーズは ヨギの秘密の話 生業は美容の仕事 アーユルヴェーダに基づいた化粧品作ってます

マガジン

  • ヨギの秘密の話 2章

    ヨギの秘密の話 舞台は完全インドです

  • ヨギの秘密の話 1章

    インドはケララ州に来たジュンコはアーユルヴェーダのリトリートセンターで今までにない経験をし始めた ヨガは体験によって初めて成立する ヨガ練習生、ヨガに興味がある人、ヨガ哲学に興味のある人、みえない世界に興味がある人へ

記事一覧

番外編 肉や魚、生物を何で食べちゃいけないか、て話

出張先で調子に乗って食べすぎて お腹パンパンで寝れないので暇つぶしに 食べ過ぎると瞑想も集中できないし 寝つきも悪いので 食べ過ぎは良くないなぁと思います 番外編…

100
純子/nagaraj🪷
2週間前

番外編 真面目でふざけた話

最近 インドから帰国してから進めている 化粧品開発の発売に向けての準備に気を取られていて 落ち着くまでシリーズは書けそうにないので 箸休め 今回は真面目でふざけた話…

100
純子/nagaraj🪷
3週間前
1

絶望から見出せるもの

約1ヶ月のインドの旅で 見出した事は “自我"という存在がいかにちっぽけで どうしようもないものだという事だった 人は自分の意思を使うから苦しむのだ “私"という存…

100
純子/nagaraj🪷
1か月前

エゴの代償/長すぎる前置き

Lと過ごした日々は 楽だった それまでの旅は1人で何とかしなきゃ 言葉が通じない あれができない これができない 彼がいれば大体の事は助けてくれた リトリートセンター…

100〜
純子/nagaraj🪷
1か月前

ケララとグルと

ケララに戻ってきた 4月も終わりなのでケララは真夏でかなり暑い 空港について とりあえず前いたアーユルヴェーダの治療院から 最も近い街のホテルに泊まることにした そ…

100〜
純子/nagaraj🪷
1か月前

ガンガの旅⑧下山

ヒマラヤにいる間 変化は静かに進んでいた ガンゴトリに行くまでの私は ただただ突き進むだけだった 目的もなく 理由もなく ただ前に進んだ 何が待っているかは全く分か…

100〜
純子/nagaraj🪷
1か月前

ガンガの旅⑦目的地ガンゴトリへ

ガンゴトリへ旅立つ バトワリはリシケシとガンゴトリの距離を 10とすると 8くらいの所にある 宿を出てまたバトワリに戻り リシケシからガンゴトリの1本道に戻る 高度は…

100〜
純子/nagaraj🪷
1か月前
3

ガンガの旅⑥ヒマラヤトレッキング

ヒマラヤに来たのも初めてだし このような山への旅も初めてだった 日本の富士山の旅とかそんなレベルではない ヒマラヤ山脈にやってきた ここは標高3000メートルあたりか…

100〜
純子/nagaraj🪷
1か月前
1

ガンガの旅⑤未知の宿

リシケシを出発し バスはひたすらヒマラヤの道を登って行く ガードレールもない箇所も多く 落ちればみんな助かる道はない バスが落ちた場合は救出が難しいので そのまま放…

100〜
純子/nagaraj🪷
1か月前
1

ガンガの旅④リシケシ

アーサナのクラスを終えて 一旦宿に戻る 私たちはまたお出かけするまでに 一旦休憩をする事に そしてKの希望もあって サーダナの練習をみることになった 当時私が知って…

100〜
純子/nagaraj🪷
1か月前

ガンガの旅③リシケシへ

ヴァラナシを出発する ACの2等車だったが 車両を間違えてしまい ローカル席にしばらく乗っていた が、途中チケットをチェックに来た車掌が 君の席はここではないよ? と言…

100〜
純子/nagaraj🪷
1か月前

ガンガの旅②ヴァラナシ

ヴァラナシの2日目で 大体ヴァラナシで必要な事は終わった 夕方ガンガの辺りに戻って観光客を 上から見渡せる場所で座る 下の方から ボートに乗らないか と客引きに声を…

100〜
純子/nagaraj🪷
1か月前

ガンガの旅①ヴァラナシ

ヴァラナシの空港に着いた さっそくタクシーを捕まえて 市内に向かう 今回の旅は 流れるように旅をしようと決めた 大学生の初インド以来 たくさん海外に行ったけど 完全…

100〜
純子/nagaraj🪷
1か月前

再びインドへ⑥達成者と過ごす4日間

Sの体調不良は私が出ていくまでも その後もしばらく続いた 出ていく前の1日前、当日 本当に体調が悪くて Sも止め始めた ジュンコちゃん 体調がそんなに悪いのに 旅に出る…

100〜
純子/nagaraj🪷
1か月前

再びインドへ⑤ 達成者と過ごす4日間

Sが熱を出して苦しんでいて 私も彼女の様子を頻繁にみていた 2階のお部屋で様子を見てたり 熱は38℃以上はあったかな その日はSがシュリナンダンさんの部屋で休んでいた時…

100〜
純子/nagaraj🪷
1か月前

再びインドへ④ 達成者と過ごす4日間

ラマナアシュラムから戻ってきて ちょっと興奮気味だったと思う 疲れもあったけど 有意義な時間だった シュリナンダンさんは セッション受ける人のスケジュールは 直近、…

100〜
純子/nagaraj🪷
1か月前
2
番外編 肉や魚、生物を何で食べちゃいけないか、て話

番外編 肉や魚、生物を何で食べちゃいけないか、て話

出張先で調子に乗って食べすぎて
お腹パンパンで寝れないので暇つぶしに

食べ過ぎると瞑想も集中できないし
寝つきも悪いので
食べ過ぎは良くないなぁと思います

番外編は短編シリーズ

どうしてヨギは生き物を食べないのか

基本的にヨギは
ピュアベジ(完全菜食)、もしくは
ベジタリアンになる人がほとんど

肉や魚を食べたとしても
まぁよっぽど何かしら理由があって
もしくは施しもので
ちょこっと食べる

もっとみる
番外編 真面目でふざけた話

番外編 真面目でふざけた話

最近
インドから帰国してから進めている
化粧品開発の発売に向けての準備に気を取られていて
落ち着くまでシリーズは書けそうにないので
箸休め

今回は真面目でふざけた話

遡ること
まだチカちゃんとやり取りをしていた頃の話だ

もっとみる
絶望から見出せるもの

絶望から見出せるもの

約1ヶ月のインドの旅で
見出した事は

“自我"という存在がいかにちっぽけで
どうしようもないものだという事だった

人は自分の意思を使うから苦しむのだ

“私"という存在は
“私"を振り回し続けた

全てを作り出していたのは
“私"だった

日本に帰国して
普通の生活に戻る

それと同時に
自分がこれからさらに捨てていくことになるだろう、そう思った

帰宅したら
飼っている猫が2匹
飼い主が帰っ

もっとみる
エゴの代償/長すぎる前置き

エゴの代償/長すぎる前置き

Lと過ごした日々は
楽だった

それまでの旅は1人で何とかしなきゃ
言葉が通じない
あれができない
これができない

彼がいれば大体の事は助けてくれた
リトリートセンターにいる間とかは
ディレクターが助けてくれたり
とにかく楽だった

その一方
夜はつらく、きびしい日々が続いた
極度の睡眠障害
1時間寝れば起きる
激しい震え
何か強く苦しい感情と向き合わなければ
いけなかった

シュリナンダンさん

もっとみる
ケララとグルと

ケララとグルと

ケララに戻ってきた

4月も終わりなのでケララは真夏でかなり暑い
空港について
とりあえず前いたアーユルヴェーダの治療院から
最も近い街のホテルに泊まることにした

その時その街はちょうど最も大きい祭りが近づいていて多くの観光客が集まってきていたようだ

街についてから久しぶりの南インド料理を食べる
やはり南インド料理は美味しい
米を中心にした
野菜のさっぱりとした味わいが多く
油も重くない
米が

もっとみる
ガンガの旅⑧下山

ガンガの旅⑧下山

ヒマラヤにいる間
変化は静かに進んでいた

ガンゴトリに行くまでの私は
ただただ突き進むだけだった
目的もなく
理由もなく
ただ前に進んだ

何が待っているかは全く分からず
ただ静寂と
心の中のざわめきを感じた

リシケシに戻ると決めた時
私は普通の社会に戻る準備ができたと感じていた

ケララのリトリートセンターに行って以来
地に足が全くついておらず
現実世界がどこか分からなくなっていた

自らの

もっとみる
ガンガの旅⑦目的地ガンゴトリへ

ガンガの旅⑦目的地ガンゴトリへ

ガンゴトリへ旅立つ

バトワリはリシケシとガンゴトリの距離を
10とすると
8くらいの所にある

宿を出てまたバトワリに戻り
リシケシからガンゴトリの1本道に戻る

高度はより高くなっていく
車とはいえ連日の疲れも相まってなのか
高山病気味なのか
道中気分が悪くて寝ていた
なのであまり外を見る余裕はなかった

ヴァラナシ辺りから
北インド料理の辛さ
チャパティなどの粉物の多さ
オイルの重さ
色々重

もっとみる
ガンガの旅⑥ヒマラヤトレッキング

ガンガの旅⑥ヒマラヤトレッキング

ヒマラヤに来たのも初めてだし
このような山への旅も初めてだった

日本の富士山の旅とかそんなレベルではない

ヒマラヤ山脈にやってきた
ここは標高3000メートルあたりかもしれない

子供の時スイマーで一時選手目指してたくらい
泳ぎまくってた時代があるせいか
肺活量は割と出来上がっている方だと思う
高山病とかはなかった

Sはヒマラヤの高山病を心配していたが
宿にいる間とくに不調はない

ホテルは

もっとみる
ガンガの旅⑤未知の宿

ガンガの旅⑤未知の宿

リシケシを出発し
バスはひたすらヒマラヤの道を登って行く
ガードレールもない箇所も多く
落ちればみんな助かる道はない
バスが落ちた場合は救出が難しいので
そのまま放置な場合もあると聞いた

そんなヒマラヤの旅路
地元民たちは慣れたもんで
登る途中色んな街で、村で
さまざまな地元民を乗せながらバスは走る

途中ランチ休憩みたいなのを挟むために
小さなショップ前で止まった時

ヒンディも分からず
何時

もっとみる
ガンガの旅④リシケシ

ガンガの旅④リシケシ

アーサナのクラスを終えて
一旦宿に戻る

私たちはまたお出かけするまでに
一旦休憩をする事に

そしてKの希望もあって
サーダナの練習をみることになった

当時私が知ってるサーダナの練習は
シュリタナンダンさん発祥の
swatantra sadhana
だけだった
これはLが私に初めてプライベートレッスンした時に教えてくれた練習法である

この練習法の特徴と特性は理解していた

しかしこれを人に教

もっとみる
ガンガの旅③リシケシへ

ガンガの旅③リシケシへ

ヴァラナシを出発する

ACの2等車だったが
車両を間違えてしまい
ローカル席にしばらく乗っていた
が、途中チケットをチェックに来た車掌が
君の席はここではないよ?
と言って正しい席へ案内してくれた

ローカルは
ACがなく
古い感じで
地元民がよく出入りする車両だ

居心地の悪さを受け入れることを良しとする旅では問題はなかった

しかしAC車両になると
それなりにお金を払わないと乗れない車両なの

もっとみる
ガンガの旅②ヴァラナシ

ガンガの旅②ヴァラナシ

ヴァラナシの2日目で
大体ヴァラナシで必要な事は終わった

夕方ガンガの辺りに戻って観光客を
上から見渡せる場所で座る

下の方から
ボートに乗らないか
と客引きに声をかけられるが
観光客ではないからいらない
と断る
観光しない、と言うと案外あっさり
引いてくれる

男の子が近づいてきて
お土産を買わないか?
と聞いてきた

観光してないしお土産なんて欲しくないから
いらないよ

そう言うと

もっとみる
ガンガの旅①ヴァラナシ

ガンガの旅①ヴァラナシ

ヴァラナシの空港に着いた

さっそくタクシーを捕まえて
市内に向かう

今回の旅は
流れるように旅をしようと決めた
大学生の初インド以来
たくさん海外に行ったけど
完全に無計画できた旅は初めてだったかもしれない。
バックパッカーもしたけど
大体どのあたりに行こうとかは決めてたし

しかし今回は私の意思は反映されない
とにかく
"心が惹かれる場所に行く事"
執着を無くし
快適さを求めない事
人と馴れ

もっとみる
再びインドへ⑥達成者と過ごす4日間

再びインドへ⑥達成者と過ごす4日間

Sの体調不良は私が出ていくまでも
その後もしばらく続いた

出ていく前の1日前、当日
本当に体調が悪くて
Sも止め始めた

ジュンコちゃん
体調がそんなに悪いのに
旅に出るの?
フライトはリスケしたらいいじゃない、
身体が大事だよ!
Sは私のことを心配して言った

もっとみる
再びインドへ⑤ 達成者と過ごす4日間

再びインドへ⑤ 達成者と過ごす4日間

Sが熱を出して苦しんでいて
私も彼女の様子を頻繁にみていた
2階のお部屋で様子を見てたり
熱は38℃以上はあったかな

その日はSがシュリナンダンさんの部屋で休んでいた時間とあったりで
決まったセッションはやってなかったようだった

私もSの様子見たり
部屋で休んでたりしたけど
ふと
とても気分が悪くなった
私も調子悪かったけど
Sほどじゃない
熱もなかったけど
ここに来てから調子は悪かった
咳が

もっとみる
再びインドへ④ 達成者と過ごす4日間

再びインドへ④ 達成者と過ごす4日間

ラマナアシュラムから戻ってきて
ちょっと興奮気味だったと思う
疲れもあったけど
有意義な時間だった

シュリナンダンさんは
セッション受ける人のスケジュールは
直近、もしくはその日に連絡をして
何時に来なさい
てスタイルだった

家に住めるのはタイミングよく
空いてる時期にそこに来た子で
タイミングが合わず
部屋が空いていなければ
みんな周りに各々宿泊場所を借りて
すごしていた
比較的欧米人が多く

もっとみる