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【資金調達】銀行融資を受ける時は喋らない @外食スタートアップ

東京で黒鶏ファニーというお店をやっている代表の吉田です。このnoteで外食スタートアップに関する記事を投稿していきたいと思います。

業態が決まったら、お金を集めないとですね。

資金調達には色々な手段がありますが、僕は王道で銀行に行きました。もちろん無事に融資をして頂けたから今のお店があるわけですが・・・

創業融資は社長が個人で連帯保証人になるのが基本で、会社の倒産と同時に社長のホームレスへの転職が確定します。#これくらいは知ってる

まず、銀行の担当者から「3年分の事業計画書を持ってきてください」からスタートです。

・事業計画書(12ヶ月×3年の売上計画)
・事業企画書(何の商売やるの?)

ここでバカにできないのが、資料の精度。

まず資料を見せながら担当者にプレゼンをするわけですが、実際に融資の決済を持っているのはその上で、保証協会なども絡むので僕が喋らなくても資料が勝手に話してくれる内容で、かつ精度が高くて、成功しそうなニオイのする資料がイカした事業計画書です!#当然担当者には全力でプレゼンします!

あなたの熱い想いを届けた所で、実際に審査する人はその奥にいて、「この事業なら成功します!」と何度も裏切られてきた銀行は、熱い想いよりも「儲かりそうかどうか」で判断しますが、外食業界に詳しいわけではないので、わかりやすく精密な資料!あとページ枚数が多いのも努力点が入るからオススメです。その熱い想いは事業計画書に書いて下さい。

そうして、事業計画書36ページ、事業企画書40ページくらい。念を込めて込めて3ヶ月かけて作りました。#あれやないこれやないと当初の計画から修正を続けて

ただ、事業計画書を作る作業が一番大事だったなと思います。実際に資料に落とし込む事で、コンセプトや戦略も整理できたし、こっちの方がいいなとか細かな修正もできる。今まで妄想の中で成功イメージしていたものを具現化するかなり重要な作業です。

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