何屋にする?から始まる外食スタートアップ①

東京で黒鶏ファニーというお店をやっている代表の吉田です。このnoteで外食スタートアップに関する記事を投稿していきたいと思います。

まず「何屋にする?」という事から考えたんですが、多分みなここから始まると思うんですが。これめちゃ重要なので、1000回くらい考えた方がいいです。#都心と地方では競合店舗数によって考え方は違うので注意

僕らが運営しているいわゆる都心型の店舗で、乗降者数が10万人/日を超える駅では街を歩けば飲食店、左も右も飲食店。こんなにいる?というほど飲食店ばかりで、焼肉、寿司、焼き鳥、フレンチ、イタリアン、居酒屋、ファミレス、カフェ、ここで食えない物はほぼないくらいの店舗の多さ。

特に駅近の路面店は家賃だけで50万〜100万いやそれ以上するので、軒並み大手に抑えられてます。#言わなくてもわかるか

僕は店をオープンする前に、候補物件の駅周辺をしこたま歩いて、繁盛店や店の種類、街の雰囲気、通行人、飲食している人をジロジロと見てました。

資金力のないスタートアップが大手と同じ王道業態をやっても即死。。。。隙間を探して業態を1000回考えました。#実際は30回くらい

卵専門とかサーモン専門とか囲炉裏とか思いつくものなんでも書き出してそのジャンルの繁盛店視察→SWOT分析→エリアシミュレーションなどなど繰り返し全滅。#ライオン肉専門店もナシ#たぶん東京で食えない物はないです。

まあそんな事を繰り返していくうちに運命の出会いがありました・・・

「鶏刺し」

知らない人はいないかもしれませんが、僕の生まれた福岡。または九州では当たり前の様にスーパーに売っている「鶏刺し」東京?なくね?鶏刺しを出している店はあるけど・・・・

うちの父親が福岡で食品商社に勤めていた事もあり、「九州で一番美味い地鶏を紹介して欲しい」と打診。資料をもらって生産者にアポをもらい鹿児島に飛びました。

これが僕の「黒さつま鶏 黒王」との出会いです。




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