自分を大切にするとは、”未来”の自分が笑っているかで判断すると良い。
発達障害者は、ミスも多いので自己肯定感の低い人が多くなりがちです。そのせいなのか、関係する本で「自分を大切にしよう」という言葉をよく見ます。
今日は、「自分を大切にする」ということについて書きます。
結論は、「自分を大切にするとは、”未来”の自分が笑っているかで判断すると良い。
でも、やることの多くは、初めはしんどい。脳を騙しながら変えていこう」ということです。
ダイエットで例えると、美味しいと思うものは、たいていカロリーが高かったり、甘いものです。
そればっかり食べているとどうなるでしょうか?
たくさんとれば、単純に太ります。
太るだけならまだしも、高血圧に始まり、様々な病気にかかりやすくなります。
今は良くても、将来は肥満になって辛い思いをするかもしれません。
たまに好きなのを摂るのは精神的に良いと思います。しかし、そればっかりでは体に良くありません。栄養バランスを考えて、野菜などもとる必要があります。
さらに見た目を良くするには、ある程度の負荷を身体にかける必要があります。
つまり運動が必要です。食事だけでは足りません。
自分に優しくするとは、甘やかすことではありません。時には辛いことや面倒なことをする必要があります。
今からでも健康的な生活を送っておくことは、必ず将来の自分のためになります。
歳をとって、健康的な生活をしていない人と比べた時に、身体も丈夫で人生を楽しんでいる笑った自分を想像できないでしょうか?
とはいえ、これまで習慣を変えようとすると、脳が拒否しようとします。
その脳の習性を「ホメオスタシス」、「現状維持メカニズム」なんて言われたりします。
そして多くの人は、脳の習性を理解せず、急なことをやろうとしがちです(断食をする、野菜だけにするなど)そして、脳の習性に耐えられず、ダイエットを諦める。という流れになります。
そこで提案するのが、「生涯やり続けられることか」を基準に耐えられるレベルのしんどいことを生活に入れる。ということです。
小さく始める(ベビーステップと言われることもあります)ことが、ポイントです。
甘いものなら量を半分にする。または洋菓子を和菓子にする。
ウォーキングを10分だけする。その際は、好きな音楽聴きながら。Fit Boxingなどゲーム感覚でできるフィットネスをやる。
なんでも良いですか、続けられる範囲で負荷を少しずつ上げていき、脳を騙していく。
脳は良くも悪くも繰り返すことに重要と勘違いします。記憶に残りやすいだけでなく、習慣になりやすくなります。
できたら実施する目的・理由があると、習慣としても定着しやすいです。
年齢と共に身体はどうしても衰えていきますが、脳は使えば一生涯成長します。
逆に使わないと脳は老化します。
面倒くさいと感じることか多くなったら、老化の傾向です。
脳のサボり癖にできる範囲で抵抗して、鍛えあげ、将来の自分が笑っている未来を作っていきましょう‼︎