夏バテ対策について
暑くなったり寒くなったりで身体が追いついていない方もいるのではないでしょうか?
そうなると”夏バテ”にならないかが、気がかりです。
「夏バテ:夏季の高温・多湿に対応できずに生じる体の不調の総称のこと」
夏バテになると下記のような要因になります。
【身体症状】
・からだのだるさ(気だるい)
・食欲不振
・消化器症状(下痢、便秘)
・立ちくらみ、めまい
・むくみ
・吐き気
・微熱、または熱っぽい
【精神症状】
・イライラする
・無気力になる
・やる気が起こらない
主に栄養不足、脱水症状や自律神経がうまく働いていないことに起因します。
症状を見てみると、熱中症と被る点が多いですね。
対策自体は、季節に関係なく実施することになります。
⒈朝昼晩の3食きっちりと摂る。
ただし栄養バランスを考えるだけでなく、汗で失ったビタミン・ミネラルの補充も考える必要があります。
手軽なのは天然の塩(岩塩)か味噌汁、緑黄色野菜を多く摂ることで補えます。
個人的には発酵食品を摂るのも夏バテ対策にオススメです。 先にあげた味噌汁やキムチ、甘酒など、好みのものを摂ってください。
暑い時期は、きゅうりなどで酢の物を作るのも良いですね。
朝が弱く、食欲の湧かないことが多いだけでなく、野菜の青臭さが苦手なので、栄養士におすすめされた低糖質の野菜ジュースで主に補っています。
ミキサーされると繊維が潰れるので、直にとったほうが良いのは理解しています。でも苦手と言って、摂らないよりはマシです。
⒉シャワーで済まさず湯船に浸かる
睡眠の質を上げるためです。寝る1時間半前には済ませるのが良いとされます。
風呂に入っている時だけでなく、風呂上がりにも汗が出てくると思うので、水の補充を忘れずに。
この時期のお風呂の温度は、37℃〜40℃が推奨です。
暑すぎると体力を奪われるだけでなく、深部体温が上がりすぎて、なかなか寝付けないケースがあります。
逆に低すぎると深部体温が上がりきらないので、睡眠の質に影響します。
朝起きた時、寝汗を落とすためのシャワーは良いですが、朝から湯船に浸かるのは休日でもない限り控えた方が良いです。体力を奪われて、ダルく感じたまま1日を過ごすかもしれません。入るとしても短時間にしましょう。
⒊ちょくちょく水分を補給すること
1時間から1時間半にコップ半分を目安に。ただし汗をかいていない場合は無理に取る必要はありません。
また寝ている間でも水分はコップ1杯ほど失われます。それが暑い時期になれば、それ以上が汗で水分を失います。
寝る前にも水分補給を忘れずに。もしトイレが近くて夜中に目を覚ましてしまう方は、寝る前にトイレに行っていただくか、水分量を調整してください。
水をとっていないと熱中症になり、命の危険も考えられます。少しでもとってください。
温度は常温をおすすめします。冷たいので体を冷やすと、深部体温を急激に冷やすことになり睡眠の質にも関わってきます。
余談ですが、冷たいのを摂り過ぎると身体が冷えを抑えようとして、脂肪が落ちにくいケースがあるそうです。ダイエット中の方は特に温度には気をつけてくださいね。
仮に冷たいのをとっても口の中で常温レベルにしてから飲んでください。
⒋エアコンやサーキュレータで温度管理をし、寝苦しさをおさえる
私と同じくエアコンをつけると体調崩される方もいると思います。その場合、冷房ではなく、ドライに。
そして切りタイマーを設定されることをオススメします。
エアコンの温度は26℃〜28℃くらいを推奨です。
私は、エアコンとサーキュレータの2つ使いです。常時、風が当たり続けると冷えによる体調不良にもなります。サーキュレータは首振り必須です。
ちなみに皮膚からも微量ですが呼吸しています。直接当たらないようにするのが良いと思います。
他にも適度に体を動かして汗をながすなど、対策はたくさんあります。
色々やろうとすると、面倒になって全てやらない可能性が出てくるので4つに絞りました。
参考になれば幸いです。
(参考)熱中症の対策も併せて読んでいただけると、夏バテ対策の参考になると思います。