キャッスルマン病のこと(困りごと編2)
写真は東日本大震災の3か月後、仙台市の深沼海水浴場だったところに咲いていた花です。
困っているというか、どんな病気でも薬をきちんと飲む、というのは面倒です。プレドニンは体内で作られるホルモンを体の外から補うものなので、飲んでいる間は体内では作らなくなってしまいます。だから勝手にピタッとやめてはいけないのです。離脱症状が出て、最悪命にもかかわります。気を付けているので、飲み忘れはないのですが、他にも飲むタイミングが違うものもあり大変です。
現在プレドニンは、副作用のリスクが少なくなる1日10mgにまでになりましたが、油断はできません。しっかり飲み続け、ゆっくり減薬はつづきます。
で、ふと考えたのは大震災のこと。この時はけがなどの緊急の医療よりも、日ごろ通っている医院や病院に行けず、普段服用している薬が手に入らない、ということが話題になっていました。他人ごとではない気がしました。さっき触れたように、プレドニンは途切れてはいけないのです。
でも、そんなときの備えを、偶然できるようになりました。前任の医師が1週間分多く間違って処方してしまったのです。おかしいなと思ったのですが、この1週分、万が一プレドニンが入手できない状態のときの備えとして取っておくことにしました。もちろん古くなるといけないので、薬局で薬をもらうごとに入れ替えます。
よく、残薬があるのは「飲んでいないため」となるのでよくないことですが、万が一の時に備えて、日ごろの薬も備えるのはいいのかな、と思い、薬局の人には残薬があるとは言っていません。ごめんなさい、とは思いつつ、災害の備えとして、提案したい気持ちもあります。どう思いますか?