R−13(LeicaM2/ILFORD HP5 400)【撮ったフィルムごとに辿る、記憶の旅】
今回のフィルム
なかなか更新頻度が上がらず、それでも毎回投稿するたびに見てくださる皆さん、本当にありがとうございます。2021年、コロナ禍&単身赴任中に始めたフィルムカメラ。その撮影済みフィルムを1本ずつ振り返る自己中心的な企画です。
13本目にして初めて使ったのは、ILFORDのHP5 ISO400のフィルムです。
「高感度、標準コントラストの万能黒白フィルム。アクション、ドキュメンタリー、旅行、ストリートスナップなどさまざまな撮影条件に適しています。」
値段もお手頃です。この頃で1000円を切って買えていました。ヨドバシカメラなどでも通常ストックがあり手に入りやすい。
サムネイルに使ったように、最初の1枚目って写りが欠けるじゃないですか。結構こういう写真好きです。予想外の結果が出てくるフィルムの楽しいところ。
撮りたくなる街、梅田
この日は、梅田(大阪駅前)をひとりでぶらぶらと。阪急百貨店と阪神百貨店、こう撮るとライバル感がすごい。外観にもそれぞれの個性を感じる。今は同じグループになったけど、かつては球団もそれぞれ持っていて(これに加えて近鉄もあった・・・)、本当に大阪は私鉄の強さを感じる街だ。
基本的に、人が行き交う街並みを撮るのが好きなので、駅とか、交差点ではシャッターを切る頻度が高まる。
コロナ禍の夜を歩くと
緊急事態宣言も解除されて昼の人出は戻って来ていたけど、「まん延防止重点措置」は継続していて、、夜の街の寂しさはまだ残っていた。多くの店が早々に店じまい。
時代を記録する
・・・というと大袈裟だけど、この頃自分を含めて世の中の人たちがどんな思いで1日1日を過ごしていたのか、こうして振り返ってみるとネガの一つ一つには、その時代の「カケラ」が残っているような気がする。これが写真の魅力か。なんか、フィルムで撮ると、スマホで撮ったものとは違う「空気」のようなものを纏っている気がするのは気のせいだろうか・・・
次回は、久々のカラーフィルム「Kodak Proimage100」です。大阪・中崎町を歩いた記録です。最後までご覧いただきありがとうございました。