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R−⑨(LeicaM2/LomographyLadyGrey400)【撮ったフィルムごとに辿る、記憶の旅】

今回は3本パックで売られていた「Lomography Lady Grey 400」。公式サイト見たら、なんと今も3000円を切っている!!とてもお買い得なフィルムなのでは。

「コントラスト」が特徴のフィルムと書いてあるのだけども、残念ながら私が撮った写真の半分くらいが露出が足りずに、薄〜い写りになってしまいました。
このフィルムで撮ったのは2021年6月下旬。冒頭の写真は大阪・松屋町にあった「花火問屋」ですが、夏が近づいているのがよくわかりますね。

「賑わいなき夏」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)

夏は近づけど、街に賑わいは戻らず。緊急事態宣言が解除されたと思っても飲食店には制限がかかり、仕事終わりの遅い私はほぼ家で夕飯を食べていました。
知り合いの飲食店も潰れてしまったりして、本当に苦境を耐えながらみんな生きている、いよいよ夏本番だというのに、高揚感のない日々だったと思い出します。

「Self-portrait」LeicaM2 Summicron50mm(Collapsible)

前回の記事にも書いたけど、憧れのソール・ライターは窓や鏡越しのセルフポートレートをよく撮っていたらしいというわけで、この頃はこういうカットが多め。
それにしても「縦」の構え方って、スタイル分かれますよね。右手を上げるこの構え方だとちょっとストリートスナップでは目立ってしまう気が…。

さて、改めて、このフィルムの公式ページでの紹介は「コントラスト」が高めとあるのだけど、やはり私の撮影時の露出不足を差し引いても、どちらかというと「階調滑らか」な印象を受けるフィルムでした。
(ちなみに、私がアップしている写真は現像時に一緒にデータをもらっているものですが、後から彩度などの手は一切加えていない状態です)。
レンズとの相性もあるのか、、、同じフィルムがまだあと2本残っているので、それを振り返るときにまた考えてみることにします。

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
次回は、久しぶりのカラーフィルム。振り返りが楽しみです。
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