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山梨県はどこの分類?


  
関東地方に山梨県は基本、入っていません。
ただ入る場面もよくあります。
  

例えば配送。
私の利用する配送業者さんの運賃表では関東の区分に載っています。
ヤマトさんとか佐川さんとか。
日本郵便でも関東の欄に山梨県が。
  

小中高生のスポーツはたいてい、県大会を勝ち進むと次は関東大会出場です。
    
でも天気予報の関東、のところには
山梨県は入りません。

関東に南、が付いて南関東となると
山梨県が入ることがあります。
国政選挙の比例区とか。
  

首都圏には山梨県は入っています。
首都、東京都と接しているからでしょうか。
関東大都市圏にも入ります。
広域関東圏にも入ります。
    

中部圏には山梨県は入りません。
中部地方には入っています。

  
信越地方に山梨県は入っていません。
甲信越、となると入ります。
甲は甲斐国、山梨県を指しますので当然そうなります。
北信越には入りません。
  
  
東海地方に山梨県は入りません。
海、ないですからね…。
これを間違える人はいない気がします。
  
    

「〇〇地方」というのは
法律上の明確な定義がないようです。
  
「首都圏」
首都圏整備法に基づいて範囲が設定されているそうです。
  
「関東大都市圏」
総務省統計局が
国勢調査の統計表で用いる地域区分として定めています。

「広域関東圏」
経産省や法務省、防衛省などが
管轄範囲の区分として定義しているそうです。
   
 

山梨県の
分類のしかたによって、あちらさんとくっついたりそちらさんとくっついたりする感じ、ユニークだなと思います。
  
     

分類、といえば…

占いの中には
自分がどの分類に入るかを調べて
表す性質をみるものが多くあります。
  
  
星座が〇〇座だとか、四柱推命では〇〇の性質、動物占いでは〇〇、数秘は〇〇だとか。
  
占い自体は楽しくおもしろく興味深く、自身や他者の理解に役立つことが多いと私は感じますが。
  
  
変にとらわれすぎるのは
ちょっとつまらない気もします。
  

SEKAI NO OWARIは
「Habit」の中で

「自分で自分を分類するなよ」

と歌っています。

   
椎名林檎は
「本能」の中で

「劣等感 カテゴライズ
そういうの忘れてみましょう」
 
と歌っています。
  
  
分類したがるのがもしヒトの習性だとするならば
ヒトである私たちは
分類を一度も意識しないということは、できないのかも。
  
  
山梨県のように
あるときは、この分類に入り
またあるときは別の分類に入る
ヒトもそんな感じのところあるかもしれないです。
  
    
でも
山梨県がなに地方なのか
ハッキリしてほしいわ!
と思っているヒトもきっといるでしょうね。
  
  
  
「あなたはハッキリさせたいタイプですか?それとも曖昧にしておけるタイプですか?」
  

これもまた分類だな。
  
  


  

     

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