谷川俊太郎さん
谷川俊太郎さんが
亡くなったと知りました。
谷川さんの詩は
合唱曲になっているものが沢山あって
歌を通して出会ってきた詩が多いです。
読むたび、歌うたびに
深いところに届くような感じがして。
難解でないことばの組み合わせが
どうしてこんなに響くんだろう、
谷川さんは一体何者なんだろう、という気持ちに。
たくさんの詩を書いて発表してくださって
ありがとうございます。
1番最近
歌って響いた合唱曲は
「今年」
好きな箇所は沢山ありますが
最後の
「今年も歓びがあるだろう
生きてゆくかぎり
いなむことのできぬ希望が」
というところで
私は
いろんな気持ちの入り混じった涙が滲んできます。
亡くなっても
ことばと想いは
世界中に散らばって
生きてゆくのだろう、と思います。