VBTの解釈
速度を測りながらトレーニングをすることで至適負荷が見えたり、パワー値が見えたりとデータを客観的にみることができます。
しかし、加速度センサーの場合は、エクササイズのアルゴリズムに合ったフォームであれば信頼性が高まりますが、アルゴリズムから離れると数値の信頼性も下ります。
テクノロジーの限界となることもあります。
パワー系のエクササイズの場合
パワー系エクササイズではピーク速度を中心にモニタリングをします。
そもそもパワー系エクササイズの目的はRFDを上げることだと思います。
しかしピーク速度をモニタリングしている場合RFDを見落としていることがあります。
Twitterからの投稿を引用します。
PVはピーク速度です。
青色と黒色の線は同じピーク速度であっても0.1秒時の立ち上がり速度が全く違います。
青色の線の方が0.1秒での速度が速いことになります。
このことからピーク速度が速いだけでは、RFDが高いということにはならないことを示しています。
現場ではここを見ることができないため、ピーク速度を基準にしています。
それだけでは見落としている局面があることを理解してモニタリングする必要があります。
現在では、MoveFactorXが0.1秒の速度を見ることができます。
またEnode(旧:Vmaxpro)はコンセントリック中0.2秒間隔の伸び率をRFDとして表すことが可能です。
そのデータをみることでより詳しくトレーニングをすることができ、パワーの質を上げることができます。
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実際にどのようにトレーニングをして、トレーニングの質を上げていくかを考えないといけません。
しかしフォームの習得ができていないと発揮能力が高くなりません。
フォームの習得が必要となってきます。