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二つの新年会


今年は私の実家の両親と妹夫婦との新年会と家内の兄弟や姪との新年会があった。

私の実家はまだ両親が健在で、家内の両親はいずれも十三回忌を昨年行った。私の実家は田舎の家庭としては典型的な山羊座的な封建的な雰囲気が強く、はじまりも挨拶をしてみんな揃ってきちんとはじめる。
支配力の強いヤクザな父の昔話がかなりの割合を占めてしまう。

一方家内方の新年会は正反対で水瓶座的で自由な雰囲気であり、フラットな関係で、集まりも適当であり、硬い挨拶もなく、ゲームをしたり、亡くなった両親の思い出を語り合う。今回は新たなゲームも入れつつ、大笑いできた。いつも1年に1度ぐらいしか会わないが、両親も含めた祖先を偲んで集まるというのはとてもいいなと思う。

言うまでもないが、どちらの新年会が良い悪いはないが私の父が感情的になり怒りをまいてしまうのは父自身の問題と受け止めていくことがとても大切だ。
今更90歳になる父に父自身がやっていることを意識してもらうことが難しいことは、過去の度重なるやりとりにより明確になっている。
以前は何とか理解してもらえるように努力してきたが、悉く誤解が生まれ、ねじれた結果を生んできた。
新年早々、エネルギーが奪われてしまわないよう、前を向いて進んでいくことを改めて意識させられた。







華やかに樽に盛られて初笑ひ

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