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ブリコラージュ20



最寄りの施設図書館で借りた伊集院静氏の「潮流」と池澤夏樹氏の「バビロンに行きて歌え」の2冊はストーリーは異なるが、主人公がひょんなことからスターになっていくスピード感ある展開だった。現実の描写も美しく、主人公の夢と現実との繋がり等、作家の表現力が見事に結集された本だった。



「ダブリンの市民」を読んだ後に、実際にダブリンの市民で描かれていたパブに30年前に行かれた方のnote投稿と出会った。パブで本場のギネスを楽しみ、そこでの人との出会いとLeicaのモノクロ写真。まさに私がこの本を読んでいつかダブリンに行ってしてみたかったことが表現されていた。



私がSNSを開始したきっかけとなったFacebookとは距離を置いた。タイムラインに読みたいと思わなくても情報が現れてくるしくみと距離を置きたくなったからである。同様にインスタグラムも毎朝、俳句と画像をアップするだけにし、noteも自分が読みたい投稿に意識が向かうような形にした。





何をするわけでもなくて河のどか
これよりは舟のみ通ふ春霞
太鼓鳴る春満月の村々に
喧噪の古都に戻りて夕永し
日本語の恋しくなりぬ春夕べ

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