ソーラリターン
今春に春分図や、プログレスチャートで今年の私自身の星の運行を見た。
先日のオンラインの獅子座のお話会でソーラリターン(誕生日から次の誕生日までの1年を読む)が話題となり、今までほとんど見たことがなかったので誕生月からは3か月ほど経過してしまったが自分のソーラーリターンのチャートを味わってみた。
私は西洋占星術の出会いは占いではなく、意識の学問として出合ったので、占いとして活用するということはあまりない。
西洋占星術は占いではなかった|junchan|note
自分や家族に働く惑星、サインの働きを理解することで、自分自身や自分の身の廻りに起こってくることを俯瞰的に観ることで自分が少しでも楽に生きていくことを大切にしている。
そういう意味でも山羊座的にあまり人を頼りにせず(鏡としての他者の存在は必要ではあるが)、こつこつ学ぶことを通して自分自身の意識の変化、出来事の捉え方の変化を意識している。
春分図、プログレスチャートと色々な枠組みを示して混乱させてしまうかもしれないが、それぞれ異なる星のエネルギーを観る眼鏡の違いと受け止めてみるとシンプルになるかもしれない。
私自身もインド占星術の影響を受けた龍頭図(ドラゴンヘッドを牡羊座0度としたチャート)にも関心があるが、それぞれ観る切り口が違うと思うので、そこで自分の中で何かしっくりとしたものがあればそれを受け取っていけばいいのではと思っている。
さて本題のソータリターンに入りたいが、開いた途端に、かなりと特長的な
配置であると感じた。
2022年の私のソーラリターン
以下、気がついた点を列挙してみたい。
①11室、12室に惑星が集中している
11室の人間関係の領域に5つの惑星。金星とキロンが合であることや11室ハウスカスプは魚座で支配星は海王星で、その海王星がカスプに重なっている上に木星が存在してその働きが増大していく。
親しい人に無償の愛を向けていくことはまさに8月初めからおかしくなった次男への精神的なケアと重なる。
また、今春の母の怪我を通して私の兄弟の関係性が改善して交流が増えてきたということとも重なる。
12室に太陽があり、無意識に関係する分野への関心が高まっていくこと中、昨年から強く影響している天王星が存在している。私自身の無意識領域が次男を鏡として顕在化され、自分自身の意識のさらなる変革が進んでいると受け止めた。
②10室水瓶座土星がカルミネートとしてMCと合
10室の社会、仕事でその象徴である土星がカルミネート。
10室水瓶座であるという点が、まさに責任がなくなり、本来の自分らしく立場を越えた形で言いたいことを言え、自由に仕事をさせてもらっていることと重なる。また、仕事以外では水瓶的なSNSを通した人間関係が広がり、そこに楽しさを見出しているということと重なった。
③魚座海王星(火星と合)、牡牛座太陽、山羊座冥王星によるミニトライン
山羊座29度の冥王星が山羊座時代の象徴として生きてきた私の価値観、そして私の山羊座的な要素を引きずっている家族の浄化のエネルギーが働いていると感じた。
魚座海王星のある魚座25度のサビアンシンボルは聖職の浄化であり見えない世界からの働きをきちんと管理する力量も問われている
④牡羊座木星を頂点に双子座水星と山羊座冥王星もまたミニトライン
魚座の火星と合である海王星の無意識からのエネルギーが拡大することで出来事が起こりやすいが、それは浄化に向けてより良くなっていくためのエネルギーであり、ここでも8室の冥王星が山羊座的に働いてくれている。
⑤牡羊座木星を頂点として牡牛座太陽と射手座月が調停というアスペクト
海王星の強いエネルギーで起こった出来事に対して牡牛座太陽と射手座月
が連携して対応する関係は、まさに太陽射手座の家内と私が連携して
次男のケアに注力していくことと重なる。
無意識領域の働きが6室月射手と関わるので、まさに精神疾患に関連する
領域での11室の人脈を活用して取り組んでいることと重なる。
無意識領域に月も働き増大していくので12室の牡牛座要素を意識して現実
的な視点に立ち返るということに留意することも必要かもしれない。
いずれにしても春分図、プログレス、ソーラリターンにおいても天王星、海王星、冥王星の関与が大きく、先祖から無意識からの働きが、私も含めて家族の浄化に向けて働いていることを意識させられた。
4月の母の怪我、8月の次男の病気も表面的には突然に起こったが、そこに至るまでの背景があったわけで、そのことを理解していくことが大切であると自覚させられた。
ホロスコープを学んできてから、出来事の変化が大きくなったと受け止めている。
学んだことで、新たな大きな課題に導かれたといえるかもしれないし、学んだことで変化に対しても俯瞰して観れていけるようになった。
出来事が惑星がサインというフィルターを通して地上の現実的なものとして12のハウスの場所に降りてくることは、まさに私も含めて現実の物語の中で生かされているとしみじみ思う。
その物語を俳句や写真やブログで表現することで、自分自身にエネルギーが発生していく構造に素直に驚かされるばかりである。
水澄むや背伸びしなくてよいひとと
※俳句と写真日記を毎日更新中
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