傷ついた翼
noteでフォローさせていただきているユリシスさんの「キロンとミドルエイジ・クライシス」の内容は、この数年間の私の内側に働いてきた意識の働きを見事に言葉として表現していただいた感じで受け止めた。
キロンとミドルエイジ・クライシス②|ユリシス (note.com)
私の場合もミドルエイジ・クライシスはキロンリターンの時期と重なる。
東日本大震災の福島原発事故による子への内部被爆のリスクの重大性に関しての受け止め方、認識の違いが関係性に大きく影響し、それがきっかけとなり今まで秘密にしていたことが浮き彫りになってきた。
当時は、仕事も自分の力量以上のものを独りで抱えてしまい(カルミネートしている蠍座木星の影響かも)仕事も余裕なく、家族への目配りも十分できなくなった。
ストレス性の腰痛や眩暈も生じたりして神経系的にもかなり追い込まれていた。
改めてキロン(カイロン)を|junchan (note.com)
元来の私自身は太陽牡牛座で、脇が甘くて呑気な要素があることで、追い込まれても食事とお酒は楽しむという部分はあり、その呑気さで深刻な状況まではいかなかったのだろうと思う。また、ネイタルチャートは地と水の要素ばかりで、風の要素がなく、自分から変化に向けて動こうとはしなかった。
キロンは土星からトランスサタニアンへの橋渡しをすると言われている。
私のネイタル土星は11室山羊座にある。
11室という対人関係で、また山羊座という仕事の世界に対して苦手意識の強かった私も、ストレスを感じつつも責任感をもって向き合ってきた。
キロンリターンのタイミングで土星の宿題を全てクリアしたのかどうかはわからないが、サターンリターン後に本当に蓋が外れたように目の前に色々な出来事が重なって起こり、それに対しては誠実に向き合ってきたのではと思う。
トランジット天王星が太陽と合となり、さらに逆行して順行に戻り、改めてネイタル太陽と合になろうとしている。
アセンダント水瓶座でチャートルーラ―が天王星でもあり、唯一の風の要素でもある、そしてネイタル獅子座6室天王星と唯一の火の要素にも影響する天王星は、私においてはとても大切な要素である。
逆行に伴い、再び通過する場合は、昨年の太陽とトランジット天王星が合であった時期に働いたエネルギーがより強調されるようだ。
いずれにしても天王星のエネルギーには楽しみをもちつつ、身を委ねていくしかない。
大寒やワイングラスになみなみと