大卒でニート なる割合は/就職できる?社会復帰するコツと就職するには
大学を卒業してからニートになる方の割合は、全体のうち7%です。
卒業者の人数から考えると、大卒でニートになる人は4万人近くいることが分かります。
そして、なんと、東大卒のニートは、卒業生の約15%いるようです。
弊社にも、飯田橋のハローワーク経由で、
東大卒(理科1類→工学部)ニートの方が面接にお越し頂きました。
残念ですが、不採用とさせて頂きました。
理由は、就業経験ゼロ、コミュ力なしです。
因みに、当時の弊社は10人規模の零細企業。
こんな会社ですら落とされる、高学歴。
人生積んでます。
会社経営してから、ながらく経ちますが。
東大生に限らず、
早稲田のニートのアルバイトやフリーター率が高すぎます。
なぜ、こうなるのでしょうか。
それは、プライドが高すぎるのです。
就活で、努力しなかった、採用されなかったという現実とも向き合わずに、自分の能力不足を全く認めていません。
しょせん、その程度の自分だと認識しなくてはいけないのに。
学歴などは、職歴と能力が伴って初めて発揮できるもの。
そして、その有効期限は、新卒か、27歳くらいまででしょう。
ダラダラとフリーターに甘んじずに、早期に就職活動をしましょう。
就活に成功するコツ
メンタルの問題ですね。
仕事の出来不出来は、入社しなくては、正直分かりませんから。
とにかく、人から好かれる態度と謙虚さを持つこと。
これに尽きます。
勉強に対しての努力や、継続力は既にお墨付きなのですから、
あとは、
コミュニュケーション能力と、ポジテイブさ。
そして、志願する企業への貢献度と、メリットさえ、伝えれば良いのです。
まだ、20代半ばまでなら、学生時代に体験したことや、留学、ゼミなどで積極的に取り組んだことを具体的に説明したり。
ニートと、呼ばれる期間は、35歳までです。
それを過ぎれば、ただの無職。学歴の威力なども帳消しとなるでしょう。
30までに、正社員として、何が何でも就職しなくては、もう手遅れとなる可能性が大きいです。
ご実家が、大変裕福で、働く必要がなければ、それでも、良いのかも知れませんが、後悔しても、時は戻ってきません。
就職して、そこに馴染み、仕事が出来れば、晴れて高学歴だと周囲も認めてくれます。
「危機感を持つこと」
よく、考えてみて下さい。
今の自分は高学歴だと錯覚していませんか?
「おれは学歴があるから、なんとかなるだろう」
あなたが、そう考えているうちに、毎年、次々とあなたより、優秀で若い高学歴が、続々と就職市場に参入してくるのです。
「若くやる気のある高学歴」と、あなたでは、雲泥の差がついて、
その差は、年を追うごとに開いていくことでしょう。
歳を取ったアイドルが、若く美しくさらに魅力的なアイドルにその座を奪われていく。そんな世界がありますよね。
新陳代謝されていくのは、どの業界でも同じ。
気が付けば、「年老いた、なんの取り柄もない高学歴」が、ところてんのように、押し出されてしまい、気がつけば、ゴミ箱に廃棄です。
このご時世、高学歴の新卒などは、履いて捨てるほど、生まれてきます。
さらに、昨今では、女性の高学歴のほうが、男性を上回る仕事での能力を発揮しているのも、また事実。
うかうかしていると、若者にも、女子にも、その座を奪われていく。
そうした、危機感を持たなければ、あなたが、若いころに築き上げた努力が、水泡に帰す。。。。ということに成りかねません。
そこで、「危機感」を持って、視点を変えて、初心に帰ってみましょう。
かつて、受験で壁を乗り越えたという自負が必ずあるはずです。
ここで思考停止したら、終わりです。
厳しいことを言ってくれるのも、あなたが若いからこそですよ。
年老いたおじさんには、もう誰も声などかけてはくれません。
東京の外れの倉庫でダラダラとフリーターをしていて、一か月で解雇されて、都心の会社に正社員として転職するように、その会社の社長に言われていたことがあります。
「余計なお世話だと」その時は思いましたが、仕方なく、就活しました。
そのとき、社長は、「10年後の君と会いたいものだ」と言ってくれました。
それより、早い7年後でしょうか。
私は、その社長との約束を覚えていて、会いに行き、
同じ会社経営者として、握手をして、抱き合いました。
わたしが、ここまで言うのも、みなさんと同じ、大卒のニート、フリーターだったから。
だから、怠けたい、無気力な人間という点では変わらない。
しかし、就職するという意気込みがあれば、そして、真剣に仕事に取り組めば、道は開けますし、必ず運も回ってくると思います。
努力をしなければ、「運」も回ってこない。
まだまだ、絶望したり、諦めるのは、早すぎます。
まずは、就職してみて、社会人の一員になる。慣れる。
それまでは、少しの忍耐を持って、、心を入れ替えてみましょう。
何度も繰り返しますが、「謙虚になること」
これで、まだまだ、リトライできると思います。
「学歴社会の勝者となる」
今が、最後のチャンスかも知れないですよ。
その道を選択するのはあなた次第。
成功を祈ります。
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