【読んだ】ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言
Twitterでいつも炎上している(笑)田端さん渾身の一冊。
読み終えた後にこんなに『スカッとする』本は珍しいと思う。
たぶん、田端さんの『自信に満ちあふれた叫び声』が聞こえてくるような本だったからかな。
「世間が何と言おうと 、オレの意見はこうだ ! 」と恐れず表明することからブランド人への道は拓ける 。さあ大いに燃えよう 。炎上しない人間など燃えないゴミだ 。
こちらは電車で読みながら思わず笑ってしまった一節。本書の中にはこんな感じの叫びだらけで(笑)それはもう最高のエンターテイメントです。
あと、R25を田端さんが立ち上げたのは知らなかった。。ホントすごいですね。
何も知らない金魚であれ
今回一番響いたエピソードはこれ『金魚鉢理論』以下抜粋。
ここに金魚が 2 0匹泳いでいる水槽があるとする 。
その真ん中に透明なアクリルの板を入れて 、片方にだけ金魚を寄せる 。しばらく経つと何が起きるか ?金魚は向こう側に行けないということに気付き 、片側だけで暮らし出す 。あるときその仕切りをパッと取る 。するとどうだろうか 。アクリル板を取ったにもかかわらず 、金魚はそのまま水槽の片側でしか泳いで暮らさない 。どうせ向こう側には行けないと洗脳されてしまったのだ 。このような状態を 、心理学では 、 「学習性無力感 」という 。
ではどうしたら 、この金魚たちは再び水槽全体を泳ぐようになるのか ?正解は 、 「新しい金魚を 2 、 3匹ほど水槽に入れる 」だ 。アクリル板の存在など知らない新しい金魚は 、無邪気に水槽全体を泳ぎ回る 。それ見た最初の 2 0匹は 、あれ ?そっち側に行けるのか !となるのだ 。
会社組織に置き換えると、新入社員の役割は『新しい金魚』。経験や知識が無いのはむしろ強みなのだと。また『成功体験』が実にやっかいと。
いやぁ。ホントにその通りだと思いました。
自分も会社では他のメンバーと比べると年上の方だし、組織に属する限り意識していかないと同じ状況になるなぁ〜と、もの凄く刺さりました。
チームメンバーにも知って欲しいと思い、読んだ次の日には『金魚鉢理論』を熱弁してました(笑)
そして自分だったら『アクリル板があっても突破していくような』パワフルな存在になりたいなぁ。と感じた次第です。
自分に身の振りに迷ったらまたこの本を読んでみようと思います。