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2000年代から2010年代の札幌(北海道)

今から(2024年現在)24年ほど前

2000年代は、2000年3月の有珠山噴火・2000年12月の札幌そごう閉店・2001年6月の札幌ドームの開場、2002年の日韓ワールドカップのグループリーグ開催、2003年のJRタワー開業から始まります。

もう10年前20年前となりそれなりに年数が経っています。
特に2000年代前半は、バブル崩壊のため求人有効倍率が1倍を切る。 また、いろんなイベントや企業、場所がありました。思い出してみましょう。

90年代後半、1997年11月17日:北海道唯一の都市銀行であった「北海道拓殖銀行」が経営破綻しその後の北海道経済がどのように進んで行ったのか。

また北海道拓殖銀行の取引先であった企業は次々と拓銀の不良債権対象となり倒産。

特にバブル期の負債(新興企業への融資、評価額以上の融資)が原因となり、道外企業の支援を受けることに。

検証拓銀破たん10年

・札幌メディアパーク・スピカ(STV)

市立札幌病院の跡地(1995年に移転)を利用し、2000年の4月に開場
総工費は50億円に膨れました。
テレビ、ラジオ、インターネットに次ぐ第4のメディア」と言われておりましたが、デザイン重視の施設であったため、コンサートホールとしては使えず、赤字続きでした。そのため負債清算もあり、2008年に建物自体を取り壊し。

現在は、ヤマダ電機「ヤマダデンキ Tecc LIFE SELECT 札幌本店」となっております。

・きたえーる (北海道立総合体育センター)

2000年の2月に開場しました。
1987年までは、「豊平墓地」でした。豊平墓地跡記念碑が弓道場横の広場の一角にあります。
現在は、B.LEAGUEのレバンガ北海道の本拠地になっております。
札幌市営地下鉄東豊線の「豊平公園」駅が最寄りであり直結しております。

・札幌ドーム

2001年6月に開場しました。
建設費は422億円・土地費用は115億円で合計で537億円となり、返済は2031年度までとなっています。(※利子の支払いもある)


90年代に「ホワイトドーム構想」が打ち出され、東札幌の「コンベンションセンター」「ラソラ札幌」あたりに建設予定だったが、当時の旗振り役であった阿部文男北海道開発庁長官が「共和汚職事件」のためその構想も無くなりました。建設資金問題もあり。

その後、1992年に「2002年日韓ワールドカップ会場」に手を挙げ、このドーム構想をつなげます。
どこにドームを建設するか調査をし続け、最終的に「北海道農業試験場」の一角に、札幌ドームを建設することになりました。

「HIROBA」という愛称もありましたが、今誰も呼んではいないですね。
2001年の7月にコンサドーレ札幌と横浜FマリノスのJ1こけら落とし試合が開催されました。

2001年 札幌ドーム
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J1北海道コンサドーレ札幌のホーム試合

現在は、Jリーグ1部の北海道コンサドーレ札幌の本拠地です。

・シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ

1998年に札幌テルメを運営していた「タウナステルメ札幌」が破産、不動産競売にて、2001年にシャトレーゼが旧札幌テルメの施設を取得し、2002年にシャトレーゼ ガトーキングダム サッポロとして開業。

スパ&リゾート フェアリー・フォンテーヌ」が旧札幌テルメであり「オテル・ド・レーゼン・サッポロ」が旧テルメインターナショナルホテルとなりました。そのあと、2007年に、「ホテル シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ」と改称しました。

・セイコーマートクラブカード

2000年から、セイコーマートで導入。画像は初代のクラブカードになります。もう20年以上も前。

初代セイコーマートクラブカード

・札幌コンベンションセンター

2003年にオープンしました。下記の札幌ドームのご紹介でもあるように、この地域は、「ホワイトドーム構想」があり、当初は札幌ドームの建設候補地でもありました。

このコンベンションセンターは、札幌コミュニケーションパークSORAの中にあり、国際会議・イベントの施設となっております。
最大2,500名収容の大ホール、
特別会議場
中ホール
小ホールとは別に15の会議室などを有する施設となっております。

最寄駅は、札幌市営地下鉄東西線の「東札幌」駅


・日本ハムファイターズ本拠地札幌移転

札幌ドーム開場に合わせ、プロ野球チームの招致活動をしており、西武ライオンズの準本拠地計画があった。
札幌ドームの建設にコクドが関わっていた経緯があり。

しかし、当時東京ドームを本拠地としていた、日本ハムファイターズが地方に移転計画をしていたこともあり、札幌移転が決まりました。

北海道日本ハムファイターズホーム公式試合
2015年ごろの札幌ドーム公式戦

・南郷の湯 

かつてあった北海道中央バス南郷営業所の跡地に建設し、2002年8月に「南郷の湯」としてオープンしました。もちろん経営は北海道中央バス株式会社です。 敷地内には、はなまるうどん南郷店もあります。

・札幌アルタ  

2002年10月開業しました。三越が経営していたが、JRタワーの開業と共に大通地区から札幌駅地区に買い物の流れが変わってしまったことと、リーマンショックで業績が悪化。そのため、経営を「株式会社丸ヨ池内」に譲渡しました。

現在は、「IKEUCHI ZONE」として営業中です。

・札幌丸井今井南館 

1990年代に営業していた長崎屋BIG-OFFが長崎屋の会社更生法申請ため撤退、その後丸井今井が一条館・大通館との相乗効果を見込み、2002年に南館として開業。しかし、思うような結果が残せず、また、賃借期限が切れることもあり2018年で撤退。

・JRタワー 

2003年3月に開業しました。着工時に北海道拓殖銀行の破綻もあり、タワーの2棟構想が1棟となった背景があります。
JRタワー開業前の札幌駅は、 このページでも紹介しているように寂しいものがありました。

アピアステラプレイスエスタパセオで「JRタワースクエア」を形成しています。

・マルヤマクラス

2009年に旧札幌郵便貯金会館(メルパルク札幌)跡地に開業しました。
場所は、札幌市中央区南1条西27丁目1-1で札幌市営地下鉄東西線「円山公園」駅に直結している。
日本郵政公社が敷地と建物を一般競争入札により三菱地所に売却する。
約42億円で取得した。

メインテナントはマックスバリューマルヤマクラス店(旧ダイエー札幌円山店)と、コナミスポーツクラブ 札幌円山になっており、そのほか飲食店やサービス店などが入居している。

・宮の沢白い恋人サッカー場

2000年の10月に、石屋製菓のチョコレートファクトリー(現:白い恋人パーク)の横に練習場をオープン。当時のコンサドーレ札幌は、白旗山やエアウォーター(旧:大同ほくさん)の練習場、栗山の練習場でした。

・ジョイフルエーケー(AK)

2002年6月、札幌市北区屯田に第一号店を開業。
Aはアークランドサカモト株式会社(現在のアークランズ株式会社)のAであり、Kは株式会社キムラのKである。

ホーマック一強だった道内ホームセンターに風穴を開けた。今は、屯田店、大曲店、帯広店、大麻店で運営している。

・北洋大通センター

2010年3月に竣工しました。
以前は、北海道拓殖銀行の本店があり1997年の破綻後、2007年に建物の取り壊し。

商業施設「大通ビッセ」もオープン

・サッポロ・イーワン・スタジアム

2009年に札幌市白石区栄通にオープンしました。最寄駅は札幌市営地下鉄東西線「南郷13丁目」駅になります。

市内には3ヵ所のフットサル屋内コートがありますが、公式基準にあった「フットサル場」がありませんでした。経営は石屋製菓株式会社です。お正月にも「6時間ぶっ通し個サル」などのイベントがあり、参加者には石屋製菓の「白い恋人(3枚入り)」をプレゼントしていました。(今は不明)

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お正月にプレゼント

・札幌駅前通地下歩行空間

2011年の3月12日に開通しました。計画自体は1971年頃からあったのですが、バブル崩壊もあり。なかなか実現せず、JRタワーの建設に伴い、札幌駅前地区との連携など2000年代前半に正式な計画が決定。また、愛称が「チ・カ・ホ」となりました。

・札幌東宝公楽ビル建て替え

2010年8月に閉館し、2015年にリニューアル。旧札幌東宝公楽には「札幌クラブハイツ」「さっぽろっこ」や「串鳥番外地」などのテナントとしてありました。

・北海道新幹線

2016年3月に新青森駅から新函館北斗駅まで開通しました。2030年までには札幌駅まで延伸予定です。計画としては旭川駅まで。

・北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線廃線

2006年4月21日に廃止となりました。
池田駅から北見駅までの140キロ

開業は、1910年。

元々は網走線であり、網走本線⇨池北線となり、1987年に国鉄民営化に伴いJR北海道に継承され、1989年には「北海道ちほく高原鉄道」に。
名称も「ふるさと銀河線」となりました。

年を追うごとに乗客も減っていき沿線の市町村人口減や当時の北海道不況も重なり、それに伴い赤字経営となり赤字補填ができなくなったことが大きな廃線理由。

2006年4月20日を持って廃線となりました。

・さっぽろ創世スクエア

2018年の10月にオープンしました。北1条西1丁目街区全体を指すとのこと。「札幌文化芸術劇場」愛称「hitaru」も備えております。旧札幌市民会館の役割を担っています。

北海道テレビ放送(HTB)やオフィス階には、IT企業などが入居しております。

・水曜どうでしょう How do you like wednesday?

1996年に放送開始し、2002年の9月にレギュラー放送終了。まだローカルタレントだった大泉洋と芸能事務所経営やラジオ構成をしていた鈴井貴之がいろんなコンセプトで番組を作り上げた。不定期で、今も新作があり、根強いファンが多い。

・情報ワイド 夕方Don!Don!

1999年4月から2003年の4月まで放送。現在の「イチオシ」の前の番組です。おのゆうこと小野優子アナウンサーとローカルのタレント松崎しもきではじまったが半年後、諸事情で遠藤雅也アナウンサーにバトンタッチとなりました。

一番の思い出は、滑川まさみの「街角サビカラ選手権」でありその司会が安田顕であった。
また、現在錦鯉の長谷川雅紀がレギュラーで「ハセガワフライデー」と言うコーナーもありました。

・U型テレビ

2011年の4月から「夕方の視聴率戦争」に参入したUHB。大村正樹をメインキャスターとして著名人をゲストに番組を構成する。ポテトジャーナル以来となります。しかしながら「U型ライブ」と番組を変更、2015年3月で終了となる。

・北海道からはじ○TV

2017年1月から、ベッキーと千原ジュニアがMCで。

Yahoo! JAPANとの共同制作とのこともあり当初半年で終了予定であったが、10月まで続きました。
開始当初は生放送でしたが東京(ベッキーと千原ジュニア)から毎週飛行機で来るのが厳しく途中から収録番組となりました。

ベッキーの復帰を後押しする番組でもありました。

・タカアンドトシのどぉーだ!

2007年4月からスタートし、札幌ステラプレイス内にかつてあった、サテライトスタジオ「えき☆スタ」で生放送をしていました。

生放送であり、大勢の観客が通路を狭めていたのもありUHBのスタジオに切り替え放送することに。

どぉーだ!Presents タカトシ牧場となり、現在のタカトシランドとなっております。

・タカトシランド

2017年5月からスタートし、現在も放送中です。
基本、札幌市内を歩きまわり、地元の人しか行かない地域をタカとトシ別々にゲストと一緒に訪れる形式です。
(江別、小樽、千歳、苫小牧なども札幌近郊あり)