2000年代から2010年代の札幌(北海道)
90年代後半、1997年11月17日:北海道唯一の都市銀行であった「北海道拓殖銀行」が経営破綻しその後の北海道経済がどのように進んで行ったのか。
また北海道拓殖銀行の取引先であった企業は次々と拓銀の不良債権対象となり倒産。
特にバブル期の負債(新興企業への融資、評価額以上の融資)が原因となり、道外企業の支援を受けることに。
・札幌メディアパーク・スピカ(STV)
市立札幌病院の跡地(1995年に移転)を利用し、2000年の4月に開場
総工費は50億円に膨れました。
「テレビ、ラジオ、インターネットに次ぐ第4のメディア」と言われておりましたが、デザイン重視の施設であったため、コンサートホールとしては使えず、赤字続きでした。そのため負債清算もあり、2008年に建物自体を取り壊し。
現在は、ヤマダ電機「ヤマダデンキ Tecc LIFE SELECT 札幌本店」となっております。
・きたえーる (北海道立総合体育センター)
2000年の2月に開場しました。
1987年までは、「豊平墓地」でした。豊平墓地跡記念碑が弓道場横の広場の一角にあります。
現在は、B.LEAGUEのレバンガ北海道の本拠地になっております。
札幌市営地下鉄東豊線の「豊平公園」駅が最寄りであり直結しております。
・札幌ドーム
現在は、Jリーグ1部の北海道コンサドーレ札幌の本拠地です。
・シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ
・セイコーマートクラブカード
2000年から、セイコーマートで導入。画像は初代のクラブカードになります。もう20年以上も前。
・札幌コンベンションセンター
2003年にオープンしました。下記の札幌ドームのご紹介でもあるように、この地域は、「ホワイトドーム構想」があり、当初は札幌ドームの建設候補地でもありました。
このコンベンションセンターは、札幌コミュニケーションパークSORAの中にあり、国際会議・イベントの施設となっております。
最大2,500名収容の大ホール、
特別会議場
中ホール
小ホールとは別に15の会議室などを有する施設となっております。
最寄駅は、札幌市営地下鉄東西線の「東札幌」駅
・日本ハムファイターズ本拠地札幌移転
札幌ドーム開場に合わせ、プロ野球チームの招致活動をしており、西武ライオンズの準本拠地計画があった。
札幌ドームの建設にコクドが関わっていた経緯があり。
しかし、当時東京ドームを本拠地としていた、日本ハムファイターズが地方に移転計画をしていたこともあり、札幌移転が決まりました。
・南郷の湯
・札幌アルタ
・札幌丸井今井南館
1990年代に営業していた長崎屋BIG-OFFが長崎屋の会社更生法申請ため撤退、その後丸井今井が一条館・大通館との相乗効果を見込み、2002年に南館として開業。しかし、思うような結果が残せず、また、賃借期限が切れることもあり2018年で撤退。
・JRタワー
アピア、ステラプレイス、エスタ、パセオで「JRタワースクエア」を形成しています。
・マルヤマクラス
2009年に旧札幌郵便貯金会館(メルパルク札幌)跡地に開業しました。
場所は、札幌市中央区南1条西27丁目1-1で札幌市営地下鉄東西線「円山公園」駅に直結している。
日本郵政公社が敷地と建物を一般競争入札により三菱地所に売却する。
約42億円で取得した。
メインテナントはマックスバリューマルヤマクラス店(旧ダイエー札幌円山店)と、コナミスポーツクラブ 札幌円山になっており、そのほか飲食店やサービス店などが入居している。
・宮の沢白い恋人サッカー場
・ジョイフルエーケー(AK)
・北洋大通センター
商業施設「大通ビッセ」もオープン
・サッポロ・イーワン・スタジアム
2009年に札幌市白石区栄通にオープンしました。最寄駅は札幌市営地下鉄東西線「南郷13丁目」駅になります。
市内には3ヵ所のフットサル屋内コートがありますが、公式基準にあった「フットサル場」がありませんでした。経営は石屋製菓株式会社です。お正月にも「6時間ぶっ通し個サル」などのイベントがあり、参加者には石屋製菓の「白い恋人(3枚入り)」をプレゼントしていました。(今は不明)
・札幌駅前通地下歩行空間
2011年の3月12日に開通しました。計画自体は1971年頃からあったのですが、バブル崩壊もあり。なかなか実現せず、JRタワーの建設に伴い、札幌駅前地区との連携など2000年代前半に正式な計画が決定。また、愛称が「チ・カ・ホ」となりました。
・札幌東宝公楽ビル建て替え
2010年8月に閉館し、2015年にリニューアル。旧札幌東宝公楽には「札幌クラブハイツ」「さっぽろっこ」や「串鳥番外地」などのテナントとしてありました。
・北海道新幹線
2016年3月に新青森駅から新函館北斗駅まで開通しました。2030年までには札幌駅まで延伸予定です。計画としては旭川駅まで。
・北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線廃線
2006年4月21日に廃止となりました。
池田駅から北見駅までの140キロ
開業は、1910年。
元々は網走線であり、網走本線⇨池北線となり、1987年に国鉄民営化に伴いJR北海道に継承され、1989年には「北海道ちほく高原鉄道」に。
名称も「ふるさと銀河線」となりました。
年を追うごとに乗客も減っていき沿線の市町村人口減や当時の北海道不況も重なり、それに伴い赤字経営となり赤字補填ができなくなったことが大きな廃線理由。
2006年4月20日を持って廃線となりました。
・さっぽろ創世スクエア
2018年の10月にオープンしました。北1条西1丁目街区全体を指すとのこと。「札幌文化芸術劇場」愛称「hitaru」も備えております。旧札幌市民会館の役割を担っています。
北海道テレビ放送(HTB)やオフィス階には、IT企業などが入居しております。
・水曜どうでしょう How do you like wednesday?
1996年に放送開始し、2002年の9月にレギュラー放送終了。まだローカルタレントだった大泉洋と芸能事務所経営やラジオ構成をしていた鈴井貴之がいろんなコンセプトで番組を作り上げた。不定期で、今も新作があり、根強いファンが多い。
・情報ワイド 夕方Don!Don!
1999年4月から2003年の4月まで放送。現在の「イチオシ」の前の番組です。おのゆうこと小野優子アナウンサーとローカルのタレント松崎しもきではじまったが半年後、諸事情で遠藤雅也アナウンサーにバトンタッチとなりました。
一番の思い出は、滑川まさみの「街角サビカラ選手権」でありその司会が安田顕であった。
また、現在錦鯉の長谷川雅紀がレギュラーで「ハセガワフライデー」と言うコーナーもありました。
・U型テレビ
2011年の4月から「夕方の視聴率戦争」に参入したUHB。大村正樹をメインキャスターとして著名人をゲストに番組を構成する。ポテトジャーナル以来となります。しかしながら「U型ライブ」と番組を変更、2015年3月で終了となる。
・北海道からはじ○TV
2017年1月から、ベッキーと千原ジュニアがMCで。
Yahoo! JAPANとの共同制作とのこともあり当初半年で終了予定であったが、10月まで続きました。
開始当初は生放送でしたが東京(ベッキーと千原ジュニア)から毎週飛行機で来るのが厳しく途中から収録番組となりました。
ベッキーの復帰を後押しする番組でもありました。
・タカアンドトシのどぉーだ!
2007年4月からスタートし、札幌ステラプレイス内にかつてあった、サテライトスタジオ「えき☆スタ」で生放送をしていました。
生放送であり、大勢の観客が通路を狭めていたのもありUHBのスタジオに切り替え放送することに。
どぉーだ!Presents タカトシ牧場となり、現在のタカトシランドとなっております。
・タカトシランド
2017年5月からスタートし、現在も放送中です。
基本、札幌市内を歩きまわり、地元の人しか行かない地域をタカとトシ別々にゲストと一緒に訪れる形式です。
(江別、小樽、千歳、苫小牧なども札幌近郊あり)