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スタートアップQA組織ビルディング
今まで「スタートアップでのQA組織ビルディング」は3社あります。
ちょっと思い出してみますが、 詳細までは思い出せないかもしれません。
3社とも、入社当時は40名から50名ほどのスタートアップ。
のちに1社目と2社目は東証マザーズ上場することになります。
上場を目標しているフェーズのQA組織とは?をまとめております。
1社目 アフィリエイト、アドネットワーク事業(マザーズ上場)
組織ビルディングと書きましたが、QAエンジニアの私ともう一人のアルバイトのチームである。
ブラックボックステストはアルバイトの方にお願いをし、私はバックエンドテストを主に、負荷テストやセキュリティテスト、SQLを作成しパフォーマンスや、作成したDB設計に問題が無いかどうかレビュー。
また、Selenium自動化環境を構築し、Jenkinsと連携させ、コミュニケーションツールに通知が届くように実装。当時はまだオンプレだったのかな。そんな1社目でありました。組織としては、社員1名とアルバイト1名でした。
2社目 人材管理システム事業
現在は上場しておりますが、マザーズ上場の直前のQA組織をビルディングしました。下記の記事は、この頃になります。
これは、0→1でのチームビルディングでした。私が退職する時には14人ほどの大所帯になっており。CTOとチーム組織計画、テストベンダーの選定や、正社員の採用を進め、テストフローの確立や、テスト文化をどう根付かせるか、リリース基準ってどうするかなど、品質というものは全て担当しておりました。
SETエンジニアもジョインして頂き、Selenium WebDriverでの自動化であったり、TestcafeやCyPressを利用したり。QA-SETとしてどう立ち向かうべきか、またプロダクトに対してQAの存在意義を考えた時期でもありました。
3社目 モバイルオーダーシステム事業
モバイルオーダーのQA組織ビルディングを担当。色々やりました。
ここも、2社目と同じで0→1でのチームビルディング。
経験もあったため、いろいろ考えながら、しかし。ハードウェアのテスト(POSシステム、筐体など)も包括されているので、どう進めるべきか、ここが悩みどころでした。
ここではMagicPodを利用した自動化環境構築。ノーコード であるため、非エンジニアにも対応できるメリットはあります。現在では、7名ほど在籍しています。
感想
ビルディング経験があっても、扱うプロダクトによって経験が生きない場合もある。しかし、開発やSREと連携しプロダクト品質というものをきちんと定義し、ユーザーが何を求めているプロダクトをキャッチアップできれば!