地味PMによる「書くこと」のすすめ
こんにちは!
Nstockで金融事業のプロダクトマネージャーをしています、さとじゅんです。
#地味PM アドベントカレンダー2022 をやっていこうと思います!
何かこうかな〜と思ったのですが、Nstockに入社してからの半年間で学んできたことは下記のnoteに吐き出しずみなので、別のなにかを書こうと思います。
そこで、11月のある日、Paul Graham先生のブログからありがたいお言葉をいただいたので、その話をしていこうと思います。
つまりこのnoteは 「PMのみんな!来年もたくさん書いていこうね!私もがんばるつもりだよ!」っていう自分への応援を込めたnoteなのであります。
和訳はこちら
ブログ内で例えばこんなことを言っている。
PMの場合、複雑な課題をいかにシンプルに考えられるか、プロダクトに落とし込めるかという観点は重要だと思います。
また、PMは多くのステークホルダーを巻き込んでPJ推進するケースが多いと思います。ドキュメントを書いてslackなどで流すことにより、ドキュメントをひとり歩きさせて考えを伝搬させるというやり方はレバレッジが効き効果的なのでとても良いと思います。
あとは、(ここからは個人の見解になりますが)自分が書いたドキュメントをわかりやすいと言ってくれるのってうれしかったりします。書くことによって思考が整理され、人に伝えやすい論理構成、情報設計が自然に身につき、それが伝えるちからにそのままなってくれるように思います。
その「書く」という行為について、じゃあさっそくブログを書いてみよう!といっても「なに書いたらいいの?」となることは多いと思います。
なにか書きたいけどどうしていいかわからないというケースは多いと思うので、こんな感じでやったらどうかなっていうTIPSみたいなのを書いていきます。
最初にやること
まずはなにか1つでも書いてみることをおすすめします。
テーマはなんでもよくて、とにかくまずは1歩踏み出してみること。
身近なテーマでわかりやすいのは、自分がやっている仕事のこと、自分がやってきた仕事のことを共有してみるのが始めやすい気がします。
特に年末に自分のやってきたことを振り返りとして書いたり、年始に振り返りとともに今年の抱負を書くのは始めやすいんじゃないかと思います。
次にやってみること
この先が難しい。だいたい1回目の記事で思ったより数字が伸びず挫折したり、めんどくさくなってしまう人が多い気はします。
そんな時のために、1つの考え方として、「これはウケるんじゃないか」というネタを日々ストックしていくというのはおもしろいと思います。
日々仕事の中で気づいたことの中で、「もしかしたらこれは他の人も知りたいと思ってることかも」、「教科書にない目線でまとめられているかも」、「日々の仕事に活かせるかも」みたいなことを日々ストックしていく
それをしていく中で「これは!」というのがなんとなく見えたタイミングでガガッと書いてみる。
その時に大事かなと思うことは
この内容はだれに刺さるのか
どの内容が刺さるのか
なぜ刺さるのか
このあたりのことについてなんとなく仮説を立てて考えておく。
そしてそれをもとに文章の構成を考えてみると良いと思います。
読んでいるうちにわかると思いますが、PMの観点で言うと、いわゆるPRDを書いていくプロセスにも近いものがあるのではないかと思うわけなのです。
「みんなどんなことに興味があるんだろう」という点について自分なりの仮説をもって、コンテンツを通じて仮説検証をしていく。
アウトプットをしていてよいことはすぐにフィードバックがもらえることなので、経験値がどんどん溜まっていくはずです。
それが楽しくなってきたら、きっと書くことが楽しくなるのではないでしょうか。
事前の仮説検証
あと、やり方としていいかなと思うのはこのネタいいかもって思ったネタをtwitterなどに書いて一度検証するのもおすすめです。
わたしは一時期YOUTRUSTを検証の場にしてまして、そこでのいいね数がどれくらい出るかをみてたりしました。
(なんでYOUTRUSTなのかに特に理由はなく、なんかビジネス感度高そうな方がいそうってのと、友達が中の人としてがんばってるからくらいのものでした)
事前に受けそうなネタを検証してブログにしていくというのはPMの仮説検証にも近いものがある気がします。
ということで
地味だけどとっても重要なことってたくさんありますね!来年もたくさん書いていこうと思っています。
みなさんもぜひ書いていきましょう!
今年もお疲れさまでした!!
明日は 地味PM Advent Calendar 2022 の最終日です!楽しんでやっていきましょう〜。