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RRRみた


Do you know ナートゥ?でおなじみのインドのアクション映画「RRR」みてきました。日本公開は2022年10月なのでもう8か月近いロングランとなっています。なん10回とみるリピーターも多く、コラボカフェをしたりアクリルスタンドを売ったりしているみたいです。オタクの心をがっちりつかんでますね。 1920年代イギリス占領下で義兄弟になった男ふたりの熱い友情のはなしです。イギリス人に虐げられ、非人道的な扱いを受けるインド人がたくさん描かれますが、最終的にはイギリス人はみんなぶっ○されます。特にラストシーンでは主人公(兄)が馬に乗りながら弓矢と素手で1秒に3人ぐらい敵兵をじゃんじゃん殺していて、動きがもう人間じゃないし、矢がつきることもないし、インドの神様が乗り移ったとしか思えないです。途中で主人公(弟)がむち打たれながら歌で民衆を動かしたシーンで、暴力に屈せず立ち向かう精神が俺たちの武器なんだ!と非暴力革命につながるはなしなのかな、と思ったのですがそんなことはなく、暴力で敵をみな殺しにし、故郷に多量の銃を持ち帰るのでした。インド映画として思い浮かべるような愉快な音楽で敵味方関係なく大勢で踊るのはナートゥのシーンだけで、むしろナートゥだけ浮いていて、ナートゥはプロモーションのために差し入れたシーンなのかなとも思いました。 この映画には馬🐴がたくさんでてきます。虎などほかの動物はCGで表現されるのですが、馬だけは本物です。特徴的な耳をもつのがインド固有種のマルワリです。マルワリは耳が内側にくるりと曲がってていて、両耳の先端がハート型をつくるようにくっついています。とても勇敢でインドの母国愛を象徴するような馬です。主人公(兄)は馬の扱いが上手で馬4頭を横にならべた馬車を一人であやつったり、バイクと並走してすごいスピードで駆け足したりします。特に乗馬用のブーツをはいたりすることもなく普段着のままさらっと乗り回すがカッコいいです。馬をかわいがるような描写はなかったのであくまで身近な移動手段のひとつなんでしょうね。 とにかく人がたくさん死ぬシーンが多いのですが、馬は死なないのがよかったです🐎🐎RRRオススメです!


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