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20/21スキージャンプW杯 団体第3戦 Lahti レビュー

ご縁があってこんなことした内藤です

このアプリで副音声配信をしています。

ノルウェー磐石のV

まずはこちらをお読みください↓

予想通り簡単にノルウェーが勝ってきました。Lindvikがジャンプ台にアジャストしておらず、1本目に出遅れましたがここではGranerudが力を発揮し、Lindvikも失敗を帳消しにすると

2本目は3人目が飛んだ時点で勝負が決しており、2本目のGranerudのジャンプはタイミングが遅れ、風も悪くスキーがローリングし全体で7位の順位でしたが、危なげなく勝利を掴みました。

一瞬大逆転もあり得るような失敗でしたが、意地でK点を超えてきた感じですかね。状態はかなり良さそうです。

リザルト↓

2位にポーランド。1本目のZylaとKubackiがジャンプ台に対応しきれず、優勝争いに絡みきれませんでした。ただ2本目は4人とも良いジャンプを見せ、力を発揮しました。団体戦の勝利を掴めていないので、世界選手権の団体戦ではきっちり決めにいきたいところ。

3位にはドイツ。GeigerとPaschkeは良いパフォーマンスを見せましたが、Eisenbichlerがいまいち。また、Hamannも2本目は良いパフォーマンスを見せれず、3位争いに終始しました。このジャンプ台が得意なGeigerが勝負を決め3位を獲得。

オーストリアは、団体戦で良いパフォーマンスを続けていたHyboeckとHuberがまさかのブレーキ。Kraftを擁する最強布陣でありながら、表彰台から陥落してしまいました。

日本チーム

1番手の佐藤幸椰は、2本ともグループトップ。しっかり仕事をした上に、2本目は久しぶりにスーパージャンプを見せてきました。テレマークが入らず頭を抱えていましたが、気持ちよく飛べたのではないでしょうか。

2番手に岩佐勇研。1本目に良い条件を掴み気持ちよくK点を越え、ガッツポーズが出ました。ジャンプ台との相性が良さそうなので、個人戦ではポイントを獲得したいところ。

3番手の佐藤慧一はジャンプ台の対応に苦戦していた様子。2本とも唇を噛み締めるジャンプでした。ちょっとらしくなかったなあ、という印象です。

4番手に小林陵侑。2本とも良いジャンプでグループ3位。表彰台に絡んでいくにはもうひと伸びが欲しいところですが、踏切が安定してきて安心して飛べているような印象を受けました。個人戦でもトップ10にはいけると思います。

昨日のワールドカップ

女子ジャンプの団体戦。複合のチームスプリント、クロカンなどを気にしながらだったので昨日は疲れました。男女団体戦で両方しゃべったので、喉が痛いです。

この中でチームスプリントで渡部暁斗さん、山本涼太ペアが3位表彰台を獲得。非常に驚きました。

Lahtiの世界選手権以来のチームスプリントでの表彰台でした。

一方で女子ジャンプの団体は、高梨沙羅以外はジャンプ台にアジャストできず、もしくはそもそもこのジャンプ台が苦手なような感じで、勝負に入って行けませんでした。

ただ、沙羅の状態が良さそうなので個人戦は期待したいです。

今日も忙しくなりそうです。

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