スキージャンプ選手 内藤智文
日記、情報発信な記事のまとめです。
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はじめにはじめまして。 プロスキージャンプ選手の内藤智文です。ここでは主にFacebookの内容を書いていきたいと思っています。 プロフィール↓ 自己紹介 私は東京都の調布市出身で中学まで調布に住んでいました。 高校からスキージャンプの強豪校「下川商業高校」に入学し 大学も強豪校の「東海大学」に入り、スキージャンプを続けてきました。 大学卒業後は「国体選手」として茨城県に行き 金属加工会社で仕事をしながら、茨城県を拠点に競技を続けていました。 人に会い「スキー
ワールドカップの出場が頭にちらついた時にレビューとプレビューを書くのが急に難しくなってしまいました。 この画面の向こう側でどう戦うのか。異次元の飛行をしてくる選手たちと同じゲートで、どんなジャンプができるのか。 「ワールドカップを見ること」をジャンプファンとして純粋な気持ちで楽しめなくなってしまい、一旦自分のジャンプに集中することにしました。 ワールドカップへの道のりつい4日前まで、ワールドカップの出場資格を持っていませんでした。 スキージャンプの国際大会は3部構成で
最近は、代替試合の場所という印象のTitisee-Neustadt。 昨年は札幌の代替でこの地で試合が行われましたが 今季はロシア大会の代わりなのではないかと勘繰ってしまいます。。。 1週間前まで全く雪がありませんでしたが、わずか数日で雪をバーンに貼り付け大会開催に持ってきました。 格下のコンチネンタルカップだと中止になるので、やはりワールドカップ は凄いなと思います。 今年はこの地で男子2試合、女子1試合、混合団体1試合を行います。 展望1番簡単なのが混合団体で、オ
彼ならば、この初表彰台というステップはもう少し早く達成するだろうと個人的には考えていました。 高校生の頃から大倉山で表彰台に上がり 多くの国内、国際タイトルを獲得していてもワールドカップの舞台は重いみたいです。 彼が最も得意そうな条件で、ほぼ完璧なジャンプを2本揃えました。 巡り合わせがよければ、優勝してもおかしくないクオリティだったと思います。 しかし、それを圧倒的な経験値と実力を持つ2人によって表彰台止まりだったとも考えることができます。 おめでとう中村直幹。
常時吹くK点付近の風 その反面、横と向かい風入り乱れる序盤と中盤。 どんな高度と飛行速度でK点までいけるか? 低速の中で高度な技術と僅かな運が求められる、シビアな試合だったと思います。 そうした中で1本目のLanisek(SLO)、2本目のKraft(AUT)のジャンプは他を圧倒するスペクタクルなジャンプでした。 常時吹き付ける良質な下の風によって、多くの選手がビッグジャンプを繰り出し 着地も安全そうにしていました。 そうした中で優勝したLanisek(SLO)は14
サッカーワールドカップ的な話をすると ポーランド人にとって「も」ジャンプどころではないでしょう。 そうした中、ドイツチームの荷物がフィンランドに届かず 予選が延期になり、先ほど予選を終えることになりました。 本戦が始まるのは、数十分後となります。 _______________ 昨日のトレーニングは全く参考になりませんでしたが 今日の予選の成績はある程度参考になると考えられます。 流石にKubacki(POL)無双とはならなさそうです。 昨季、この地で初優勝を逃し
第2の開幕戦となるRuka フィンランドの極寒、強風の地で悪名高く ジャンプ、コンバインド、クロスカントリーとノルディック種目のワールドカップが全て行われます。 サッカーワールドカップ普段は日本時間ではかなり遅い時間で行われますが サッカーワールドカップがカタールで開催されており、普段とスケジュールが微妙に違うのも、今回の特徴です。 というか、4年に1度のお祭りのサッカーワールドカップ。 日本、ドイツ、ポーランドのジャンプファンでサッカーも嗜む人たちは ジャンプどころ
「踏切も空中スピードも違う」らしいKubacki(POL) ジャンプは実際に見ないとわからないことが多いですね。 昨年、私自身が小林陵侑に対して同じような表現をしました。 どうやら今季のKubacki(POL)はその領域にいるみたいです。 簡単に総合優勝を手にするのか、はたまた強力なライバルの追随によって徐々にズレが生じるのか。 力があってもわからないのがスキージャンプというスポーツです。 また、これから気温が下がっていき助走路の滑りが変わっていきます。 昨季、圧倒
土砂降りのWisla 真骨頂とも言える魔風と共に、冬限定だと思っていた着地の難しさを プラスチックマットでも再現してきました。 昨年も雨の試合は、私の記憶では2試合。 ノルウェーと陵侑が無双したKlingenthal そして、ジャンプ週間オープニングの予選。 どちらも小林陵侑が勝っています。 ただ、冬の時期の雨とは違って この日は秋の嵐のような感じがしました。 故に「助走路の滑りの重さ」の種類も個人的には違う気がします。。。 大荒れと強さ大荒の試合でとんでもないサ
私の練習拠点である蔵王。 こちらも現在行われているワールドカップと同じ仕様。 すなわち助走路は氷、着地地点はプラスチックに模様替えしました。 ただし、日光や高温で氷の状態が悪くなるため 飛べる時間は7〜9時、17〜19時となっています。 その両方の時間帯で練習しようと思うと 今週は趣味のワールドカップ観戦が、中々難しい状況です。 故に、昨日の予選はライブでは見ていません。。。 今日もどうなるかわかりませんね。 魔風Wislaここの予選は全く当てにならないよなー と
まだ11月1週目。世界中、氷河でもない限り雪景色とは程遠い季節。 スキージャンプワールドカップがポーランドWislaで開幕します。 夏模様での開幕助走路 歴史に名を残す一戦となるこの試合。 ついに雪景色ではなくても、ワールドカップを行うことを決定した国際スキー連盟。 助走路は氷を敷き詰められているものの、着地する斜面はプラスチックのバーン。 故に景色は、多くの人々に馴染みのないサマージャンプという状態です。 ぶっちゃけ、ガチガチの氷やグサグサのバーンよりも安全で
11月3日、文化の日。 本来であれば、この日にUHB杯が行われることが多い日程。 ところがどっこい、明日からスキージャンプのワールドカップが始まります。 しかも、今季はなんと最終戦が4月2日。 開幕戦が終われば、3週間の中断期間があるとはいえ、半年に及ぶ戦いが幕を開けると思うと、少々気が遠くなりますね。。。 ここ2年、ワールドカップが始まると共にプレビューと毎日投稿を続けてきました。 今年もやる気がないわけではありませんが、その前に少々自分の話をしましょう。 拠点変
W杯最終戦の地Planica。 言わずもがなのモンスターヒル。 長いシーズンもこれでようやく終了となります。 最大の注目は総合優勝の争い、Geigerと小林陵侑。
色々ありまして、毎日投稿を諦めました。 このシリーズも見れるかわかりませんが復帰です 笑 フライング3連発の真ん中、Oberstdorf。 ご存じジャンプ週間の開幕戦と同じ場所。 ここにはフライングヒルも聳え立っています。 現行、飛べるフライングヒルは世界に4箇所。 五輪シーズンにその3/4のフライングを周る しかも3週続けて連チャン。 中々ぶっ飛んだスケジュールだと思います。。。 3年ぶりの地このOberstdorfのフライングが使われるのは3年ぶり。
ここ数試合、試合でうまくいかない。 試合の次の日には、心が荒んでいる内藤です。 昨年は特に酷く、昨年の雪印メグミルク杯直前に書いたコラムです。 メンタルコントロールメンタルを保つ上で重要なことは 「自分でコントロールできないこと」は気にしないということです。 これに尽きます 笑 スポーツメンタル系の人たちはこれしか言いません。 この思考に導くようにカウンセリングやセッションをします。 #導き方は人それぞれ ジャンプでいえば「風」に関しては気にしてもしょうがない
すっかり祭りは終わり パラリンピックの最中とはいえ、世界では大きな問題を抱えてしまい 五輪の話題はすっかりなりを潜め 出場した選手たちは各々の持ち場に戻り、戦いを繰り広げています。 _________________ 五輪の映像は権利関係が厳しく、無断転載も厳しい目で見られ あっという間に動画が消されるイメージがありました。 しかし、今のご時世はYoutubeでいつでも全編見れるらしいです。 例えば、ノルディック複合の3試合 ノーマルヒル ラージヒル 団