「豊橋公園の緑を未来につなぐ市民の会」設立報告会 241228

12月26日の市議会本会議で成立すると信じて疑わなかった「住民投票条例」は、突然の取り下げにより実現しませんでした。さらに推進派の議員は長坂市長に新アリーナ計画の契約解除を実行させないための「豊橋市議会の議決すべき事件を定める条例」を議決成立させました。
これらの行動は許しがたい暴挙であり、信じられない愚行ですが推進派の議員たちは恥も外聞もなく、長坂市政に対する攻撃を行っています。
これらに対抗するために「豊橋公園の緑を未来につなぐ市民の会」を設立して、自分たちのことを自分たちで決められる市政の実現を目指します。

1.会の名称について
長坂市長に対する攻撃に象徴される豊橋市政の問題点を明らかにするため、新アリーナ問題の根源でもある、市民の公共の財産である豊橋公園にフォーカスした名称とし、かつ、次の世代にそれを受け継ぐ決意を表現する名称としました。

2.「豊橋公園の緑を未来につなぐ市民の会」の活動について
この会の目的は上記の通り選挙で選ばれた市長が公約を実行することを支持し、「自分たちのことを自分たちで決める」市政の継続を目指すことです。具体的な行動計画は下記の二つです。
1. 現在の市議会の会派別構成は自民18公明5まち3(計26)と、36名の約4分の3を、市民の意思を聞こうとしない強権的な勢力が占めています。
市議会の構成を変え、市民の声が反映される議会の実現を目指します。
現状、その可能性はかなり低くなりましたが、不信任決議が成立し、長坂市長が議会の解散を選択した場合に備えて、長坂市政の継続を支持する新たな候補者の擁立または支援を行います。
直近の選挙が行われない場合は、2027年4月の統一地方選に向けての活動を継続します。

2. 新アリーナ計画の契約解除の実現を支援する活動の実施
市長選挙の結果は、豊橋市民が長年の苦悩の結果たどり着いた結論であり、長坂市長が民意を受けて契約解除を進めることは当然のことです。
そこで、新アリーナ建設をめぐる問題点をわかりやすく整理して、広く市民の皆さんに情報を提供し、市長の公約実行をサポートします。
特に次の4点です。
① 長年にわたり、市民に正確な情報を提供せず、市民との意見交換の場を設けてこなかった市政の在り方が、現在の市民の意見の分断につながっています。現在の新アリーナ計画はいったん白紙に戻し、改めて市民の合意を丁寧に図っていくことが必要であること。
② 戦後長きにわたり、市民によって育てられてきた豊橋公園。それを時代の要請に合せて整備更新していくことは必要だが、それは市民の合意のもとに進められる必要があること。
③ 豊橋市から委託を受けた日本総研は、BTコンセッション方式では、年間1億2千万円の利益が見込めるとしていたが、豊橋市がそれを無視して、赤字を前提に基本計画をつくり進めている計画であること。
④ 長坂市長が公約に掲げ現在契約の解除を進めているのは、こうした誤った前提をもとに進められている、豊橋公園東側エリアの計画の解除であること。

3. 当面の行動目標
シンポジウムの開催
損失補償額が不明瞭などという不当な理由で住民投票を行わず、さらに不信任決議案を示唆する「脅迫」ともとれる言動を繰り返しています。そこで「自分たちのことを自分たちで決めることのできる」地方自治の形を考えるとともに、現在国で展開しているPFI事業による都市公園などの公共の財産が脅かされる計画を、市民の力で止めたという全国的にも稀有の例が、ここ豊橋で展開されているということを全国に発信する。そのためのシンポジウムを1月に開催する。

4. その他の活動
 チラシ作成・新聞折り込みと街頭などでの配布
 地域集会や学習会開催
 近隣首長・各種団体への協力要請


◆◆◆ご寄付のお願い◆◆◆
 蒲郡信用金庫 東田支店
 店番057
 口座番号2066688
 ミンナデツクルトヨハシ
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

いいなと思ったら応援しよう!