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#80乳がん術後のピラティスとプライベートレッスン
8月以降、人間ドックで発覚した体重と胴囲増対策で始めたピラティスと、それによりリハビリを受けるほど不調を抱えていた足と股関節
の復調に終始している私のnote。ピラティスを始めたことによる、乳がん手術経験者としての体験を述べることを失念していました。
部分切除と腋窩リンパ節郭清を受けています。同じご経験をされている方はご存知の通り、術側は手でバッグを握って持つこと、前腕部にバッグをかけることは控えることが必須です。リハビリ的に腕は肩を動かすますが、どうしても患肢は庇ってしまいます。放射線治療と抗がん剤治療を受けたことで、寒い季節やクーラーが効きすぎた室内などでは肋間神経痛による鈍い痛みを感じます。
抗がん剤治療を終えた後、復職までの期間に、乳がん手術経験者を対象として専門のジムに通おう、と思っていたのですが、1回目の緊急事態宣言は発動され、それどころではないまま復職を迎え、ジムに行く余裕がなく、ずるずる5年を過ごしてしまいました。
ピラティスがリハビリから始まったことを知って、私にあった運動かもと始めた次第です。
結果的には、足・股関節だけではなく、術後のリハビリ面でもピラティスを始めて良かったです。
まず、肋間神経痛の痛みが減りました。また、肩・腕の可動域が広がりました。担当医等に詳細な質問はしていませんが、気をつけたほうが良さそうな部位に体重をかけることを避けつつ、腕を使うようになり筋力や血行も良くなっているように感じます。
グループのマットレッスンチケットを月単位で購入していますが、入会時にプライベートチケットの購入もご提案いただいていました。こちらは主にマシンピラティスで、グループと並行して受けることで、理解が深まると説明いただいていました。
料金面、休日に上手くプライベートの予約が取れるか、術後の私がマシンを使ったレッスンを受けて大丈夫か?という懸念点を抱えつつ、約3ヶ月グループレッスンを続けました。
職場の方で長年よヨガに加えてピラティスもされている方から「マシンピラティスが腕や手のひらに大きな負荷がかからない」と教えて頂いたことで、様子を見ながらプライベートレッスンの機会を伺っていました。スタートして3ヶ月経過し、日程があったので、プライベート用のチケットを購入しレッスンを受けてきました。
術後で禁忌している部分への負荷は強くなく、マシンピラティスは行っても問題ないなと思えました。
ここまで数回に渡り、ピラティスによって足の使い方に問題があったことに気づいた小話を披露してきましたが、マシンピラティスにより、新たな問題が発覚しました。両足のバランスを保ち、つま先だけではなく踵にも重心をかけること、母・子趾球と踵をついて土踏まずを上げる意識で立つこと、など心がけ足・股関節の調子も改善してきましたが、なんと、長年不調を抱えてきた右足を庇う癖が強く、左足の母趾球に体重をかけることができていませんでした。
大腿部の前側の筋肉が子供の頃から発達しているのですが、これは、内側・内転筋と後側・ハムストリングは休ませて、大腿四頭筋だけを使ってきたからだと自覚しました。それだけではなく、足の外側だけに体重をかけて足首も動かさなくなっていたと思います。
今月、ベテラン人気インストラクター御二方のレッスンを受けましたが、プライベートを含めて、自分が身体のどの部分を使えていないか?への理解が少しずつ深まってきました。
意識を向けることや、動かすことができる肉体のうちにピラティスを始めて良かったです。また、新たな発見があったら、noteに残します。
以上です。