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ベランダで本気で野菜つくってみる? ② ナス、キュウリ、ピーマン。そして鉢選び 編
「ベランダで本気で野菜を作ってみよう」第2弾。
先日植えたミニトマト2つは、ビニールの袋に入れて、プチ温室状態で
すくすくと育っている様子。
昨日とかは雨が降ってとっーても気温が低かった。ほんと、4月の天気は油断がならない。この低温でダメになってしまう野菜苗は意外と多いのです。
野菜は変わらないように見えても、実はすごいストレスを受けていたりするのです。ほら、、、私も、あなたたちも、、、人間と一緒でしょ?
プランター選びに野菜育て成功のコツが!
さて、夏野菜といえば、ミニトマトだけではありません。
代表選手といえば、、、
ミニトマトに加え、ナス、キュウリ、ピーマン!!
というわけで、早速他の夏野菜苗も買ってきました!** 今回もサントリーフラワーズさんの本気野菜シリーズの強健豊作きゅうりとトロトロ炒めナスと若採りライムホルンピーマン。**
手前、ピーマン。左奥、きゅうり、右奥、ナス。
苗は、この黒やら、黄色やら、赤やら、金といったカラフルな「ポット」に
植えられています。ちゃんと名札がついていない苗の場合には、このポットの色で
苗の種類の見分けをしている場合もあります。
先ず、このポット苗を購入して、わ〜い!!野菜どれだけできるかな??
と帰ってきても、その後、野菜の実ができるまで植えて育てるプランター(容器)は苗と一緒にすぐに用意する必要があります。あと、土もね。
ホームセンターのプランターのコーナーへ行くと、長細いものもあれば、丸いものとか色々並んでいますよね。うちのベランダ狭いから、、、とついつい「小さめ」のプランターを買ってきてしまいがちですが、実は野菜が育つための適正な大きさがあります。
本当は、大地、畑に植えるくらいゆったりとした大きさ。
夏野菜は成長が早いのです。なのでこんなに小さな苗でもあっという間に、想像以上の大きさに成長します。あらまぁ〜この間までこんなにちいちゃかったのに、、、、と永遠に田舎のおばちゃんに言われる感じ?
なのでできる限り、、、なのですが、理想的なプランターの大きさ、形、土の容量があります。
例えば、このプランター。いま結構売れているプランターです。
取手があって、持ち運びが便利。ベランダでも移動したりするときにとても持ち上げやすいのです。そしておしゃれですよね。
でも一番大事なのは、この深さ。
トマトもナスもきゅうりも成長する地面からの高さ分の根が張ります。
ほら、道沿いにある街路樹も、下に横にと私たちが見えている高さ分の根っこが生えていると思ってください。そう考えたら、大きく成長していく夏野菜はやっぱり横幅よりは深さが大事。
背の低い安定しないプランターだと風に煽られて倒れてしまうこともありますしね!
この写真の一番大きな鉢で深さ30センチ。
そして、直径が30センチ。
そして土の容量18リットル。
(鉢の底側や背面などにこの情報が書かれていることが多いです)
で理想は、このプランターにトマトもピーマンもきゅうりもナスも植えるのがベストなのですが、、、ちょっと我が家のベランダには他の植物もあるのでとてもスペースがない。ということで、、、、
一番根が深く張る「ナス」をこの18リットルに。
11リットル(直径27センチ、深さ25センチ)には、ミニトマトとキュウリを。
5.5リットル(直径21センチ、深さ20センチ)に、ピーマンを植えることにしました。
さて、土ですが、鉢の下には鉢底石(白い軽石)を敷かずに土だけを入れていきます。夏野菜は根を張るのでできる限り、土の量が多い方が良いですから!
サァ苗を植えてみよう!
そして、鉢の上の縁から2センチほど下まで土を入れます。
何故ギリギリまで土を入れないか、というとこれをウォータースペースと言って水やりをしたときに上まで土を入れていると水やりの度に土が流れ出てしまうので必要なスペースなのです。
中央の土を少し掘って、苗を植え込みます。
その際に、ポット苗の野菜の一番上の土の高さと入れた土とが同じ高さになるように。要するに野菜苗の茎の根元を土で埋めてしまわないようにします。
これはピーマンの苗ですが、双葉がまるで体操男子の着地ポーズのようにぴーんと上に向いて伸びているでしょう?こんな感じに植えます。
フィニッシュ!! これで、、、完成!!?
ではなく、ここで割り箸が登場。
いっただきま〜す!!!!??
ではなく、、、
この割り箸を支柱にして紐でしっかりと止めます。
これは風が吹いてきても苗が折れたり、倒れたりしないように。
苗の茎のところに紐をかけて、クルクルって捻って8の字にして
そして割り箸の方にしっかりと結びつけます。
苗の茎のところは少し余裕を持たせて。
あなたの支えが必要なの❣️
と可愛かった彼女もいずれ、、、
私、これから成長して太りますけど何か?
(食べる気太る気宣言!)
ということで今の茎の2、3倍は余裕をもって結んでおいてください。
これを仮支柱と言います。
仮、ってことはその後本支柱も立てることになります。(それはまた今度)
ここまで終わったら、プランターの下から水が流れ出すのを確認するまでしっかりと水をたっぷりあげます。下から流れ出したのを見たら、もう一度たっぷり。
その際に、表面の土が水の圧力で凹んだりしたら、さらに土を足しておきましょう。そしてまたたっぷりと水やり。
最初だけ、3回ほどたっぷり水やりをしておくと完璧。
(水やりについてはまた今度。今度だらけだけど、笑)
土で最初に見て欲しいこと
さて、そういえばぁ、、、土のこと話していなかった、、、、😅
今回使った土は、「花と野菜の培養土」。
よく花って書いてありますが、野菜も植えられのでしょうか?
って聞かれることがありますが、大概大丈夫です。
培養土の選び方。先ず、表を見てその培養土の特徴を見ます。
肥料が入っている。なんか身体に良さそうなものがいろいろ入っている。
そう、ビタミン剤とか買う時と同じですね。何だかわからないけどいっぱい入っている。でも実は、ちょっと持ってみてください。あまり軽すぎる土は野菜には向きません。風で飛ばされてしまったり、根があまりよく張らなかったり。
なのである程度ずっしりとするものが良いでしょう。そしてこればっかりは開けてみないとわからないのですが、砂っぽい土でないこと。水やりをすると水を適度に含んでその後はちゃんとある一定の時間が経つと乾くもの。そうベチャベチャとしたままの土は、水捌けが悪いので、植物の根を水で腐らせてしまいます。
あまりにも安すぎる土もやはりそれなりです。
近くのホームセンターでお気に入りの土を見つけておくと良いですね。
やはり、植物にとって土は重要なので信頼のおけるもの、ということになります。
例えば、、、、、
や〜ん、、私の顔写真入り。(ちょっと昔の。)
あれ?? 軽く宣伝しちゃいました。しちゃいます(笑)
全国のwelciaグループ(HACなど含む)ドラックストアで昨年から販売されている、「プレミアム有機 花と野菜の培養土」などいかがでしょうか???
私が監修させていただいている培養土です。今回のベランダ野菜もこちらで育てます。なんか美味しそうにできそうでしょう???(笑)
他にも今回、こんなものも発見。
器と土とがセットになっていますね。私もはじめて見つけたので、一つのミニトマトはこれで育ててみようと思います。
今週、ホームセンターでは、7割くらい苗が出揃っている様子でした。
これからまだまだいろんな種類の苗が登場すると思いますが、ちょっとホームセンターに足を運びながら、今年の夏の収穫を目指してぜひ挑戦してみてほしいですね。
引き続き、私も本気で野菜作ってみます!!!