思い出はあちこちに
今日は有休を取って用事を済ますために地元へ。
目的地に着くまで高校時代、友達に「絶対、美味いから」と、誘われていった食べ放題の焼き肉店があった場所は店が変わったどころか更地になって枯れ草が生え放題の空き地になっていた。
小学校の時に友達と行った模型屋は空き店舗になっていて、時間の経過を感じた。
所々で思い出に浸りながら目的の場所に行くと住んでいた家から駅までの道沿いの場所にあった。
その目的のお店の隣の建物。
1階は店舗になっていて2階以降がマンションになっている。
僕が地元を離れるまでドラッグストアだったが今は系列が異なる調剤薬局になっていた。
高校1年か2年の時に友達と遊んだ帰り、そのドラッグストアに寄って買い物しレジへ行くと、すごいきれいな店員さんがいた。
その頃、年上の女性に憧れを持っていた時期で、きれいすぎる店員さんにドキドキした。
「158円が1点…」そんな感じでお姉さんが会計してる時に目に入ったのが左手の薬指の指輪。
アホな高校生がきれいなお姉さんに相手される訳ないのは分かってたけど、ちょっとガッカリした。
でも、こんなにきれいな人だし結婚してて当たり前かとも思った。
代金を支払いお姉さんからお釣りをもらう時、お姉さんの手の甲。
赤丸の部分、人差し指から小指までの4か所すべてに
『あ、これ絶対、根性焼の跡だ』
って、跡があった。
根性焼とは昔のヤンキー。
不良が自身の根性を周りに知らしめるためにタバコの火を自分の体に押し付ける行為。
マンガとかだと手の甲にする描写が多かった。
マンガで見たことはあったけど本物を見たのは初めてだった。
レジで見た時のドキドキとレジを終えた後のドキドキはドキドキの方向性が違った。
これ以降も、お店を利用したがきれいすぎるお姉さんにレジをしてもらってもドキドキすることはなかった。
正しく言うと恋心という意味のドキドキは感じなかった。
これも一応、“ 淡い恋 ”って、言えるんだろうか。
地元って、いろんな場所にいろんな思い出が詰まってると感じた。
思い出さなくていいものまで。
ジュースが飲みたいです('ω')ノ