疲れた時は
オリンピックでメダルを取った選手のSNSに誹謗中傷の言葉が数多く寄せられているとニュースで見た。
侮辱する言葉から、危害を加えるような表現のものまで。
こんなことをやる人の気持ちが全く理解できない。
それだけ、その競技への気持ちが強い証拠と言っていた人がいたが、気持ちが最も強いのは実際に戦った選手が一番だろうし、もしも、敗れた選手が試合後のインタビューで、
「マジであいつ、ムカつく。
決勝で勝ったからって調子乗りやがって。二度と競技できないようにしてやる。一人で行動する時は気を付けろ」
なんて、言ったら大問題。
気持ちが強ければ、何を言っても許される訳がない。
言論の自由がある国ならOKなんて人もいたが言論の自由 = 何を言っても許されるという意味じゃないんだから。
応援している国や選手が敗れれば残念な気持ちは分かるけど、お互いにルールに則って後ろ指差されるような行為をせずにプレーをして勝利したのなら、勝者は賞賛すべきなのに。
嫌なニュースを見て疲れてしまった。
こういうネガティブな話で心が疲れた時は、癒しというか笑って気持ちを切り替える。
前にも書いたけど、17年に放送された深夜アニメ。
“ ダイナミックコード ”
YouTubeで、こいつの(迷)場面集を観ると、笑いが止まらなくてネガティブな気持ちが吹き飛ぶ。
ダイナミックコードで有名なのは、この違法建築
初見殺しの字路
作画が安定しないアニメは珍しくないけど、同じキャラの1話内のブレ幅の広さ。
ぱっと見は普通だけど、よく見るとおかしい車。
こういった作画崩壊が有名なアニメだけど、他にも色々とおかしい。
例えばセリフ回し。
主人公たちをパパラッチのように追う大学生のカメラマンの自己紹介が、
「俺、写真家6年の道明寺辰哉」
部活やサークル内で新入生への挨拶ならまだ分かるけど、人気バンドメンバーへ一般人の学生が初対面で自己紹介するセリフとしてはすごい違和感がある。
普通は大学名と名前だと思うけど、セリフ考えた人はおかしく感じなかったんだろうか。
この他に主人公側の人物が難病で入院している女の子のもとへ隠れてお見舞いに行っていることを知ると、他のキャラにそのことを伝えるのに
「その子、何とかって、難病でさ」
病名の情報が0なら、ここのセリフは難病の女の子でいいじゃないかと思ってしまい、話が入ってこない。
「ダイナミックコードは作画崩壊というが、この作品は全てが崩壊している」
Twitterで見つけた言葉だけど、見れば見るほど納得する。
真面目に円盤買おうか迷ったけど、円盤だと地上波放送でツッコまれまくった違法建築などは修正されているそうなので、醍醐味が無くなっていて買う理由が見つからない。
今後もイラついたり、疲れた時はダイナミックコードの迷場面をYouTubeで観ると思う。
観る抗うつ剤と書かれてて、最初“ ? ”と思ったが納得した。
笑うって大事だ。