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趣味を楽しむ

住んでいる地域が梅雨に入った。
コロナの治療法が確立されてない状況に加えて梅雨。
尚更、外出したくない。

ということでプラモデルを作る。

と、言っても梅雨に入ると塗装が出来ない。
湿度が上がると塗料の色味に影響が出る。
梅雨を過ぎて夏になると今度は塗装する際、塗料に含まれるシンナーから身を守るごついマスクを付けると暑くて酸欠になりかける。
なので、秋になるまで塗装はお預け。

しばらくはプラモデルを組むことだけに専念。

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宇宙戦艦ヤマト2199に登場した駆逐艦ユキカゼ。
遊びに来た友達が見た時、完成品を買ったのかと言われたので作ったと言ったら驚かれた。

ユキカゼの全長は8cm。
模型を作っている人間にとっては、そこまで難しいことではないんだけど、友達には8cmのものを細かく塗り分けることが驚きらしい。

↓こっちはユキカゼの設定画。

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艦橋の窓。緑色の部分は筆で塗り分けたのかと訊かれたので船体をラッカー系塗料で塗装し乾燥後、同じラッカー系の透明の艶消しを吹き付けて表面保護と艶を統一する。

完全乾燥後、エナメル系塗料で窓付近を雑に塗って、窓以外の部分はエナメル系溶剤を綿棒に染み込ませて拭いて落とす。

ペンキを塗った壁に水をぶっかけてもペンキが落ちないのと同じで、ラッカー系塗料の上にエナメル系塗料を塗ってもラッカー系塗料は浸食されにくいので塗装は剥げない。

彫刻された細い溝の部分の黒いラインは?も訊かれたのでエナメル系塗料を溶剤で希釈し細い筆に染み込ませて溝に当てると毛細管現象で希釈された塗料がスーッと溝に勝手に流れていくと説明した。

「プラモって、奥が深いんだな」
友達はすごい真面目な顔で言っていた。

プラモ以外にもドールハウスというのにも手を出してみた。
アマゾンでプラモデルを見てたら広告で表示されたもの。

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「サムの本屋」というドールハウス。
普通、「可愛い」とか思うんだろうけど、

『作りたい』

見かけた時、芽生えた感情がこれ。
プラモ中毒者独特の考えなのかも。
買ったはいいけど問題が。

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使われている木の4割程度がこんな感じで曲がっている。
直し方をググるとアイロンをかけろとあったのでやったら塗料が落ちる。
なのに木の反りは少し時間が経つと戻ってしまう。

中国製だからハズレ引いたかな?と思い、新たに買い直したら同じだった。
使える部分を組み合わせて2つで1つのものを作るニコイチしようかと思ったのに当てが外れた。

家具の下とか重いものの下に敷いたら直るかと思ったけどダメだった。
給付金で専用の小さめのアイロンを買おうか悩み中。

でも、ドールハウスはプラモデルと違う面白みがある。

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画像はサムの本屋と一緒に買った違うドールハウスのもの。
こういった実生活でも使われるようなものを作るとガンダムや宇宙船といったものと違い親近感みたいなものが湧く。
ちなみに下の緑のマットのマス目は1cm角。

プラモデルはプラスチックと一部に金属が使われたりするがドールハウスは木材、紙、布とプラモデルと異なる素材が使われていて接着方法やカット方法も異なる。
それもまた楽しい。

もう1つのドールハウスは完成間近で壁部分の木材に1mm弱の反りがあるのに気付き手こずっている。
無理やり、接着すれば時間の経過とともに亀裂が入る可能性があるので。

同じ作るでもプラモデルとは色々違うけど、やっぱり、何かを作るって面白い。

この手の話をする相手がいないので書きたかった。
女性8割の職場だとプラモの話が出来る相手がいないし、友達もプラモデル作るヤツがいないから。

少数派の趣味の辛いところ。

ジュースが飲みたいです('ω')ノ