その3 児童に、大人用スリッパを履かせますか?(348文字)
1 はじめに
上靴を忘れた児童をイメージしてください。
裸足のままだと、寒くてかわいそう、怪我をしたらかわいそうという思いで、スリッパを履かせる光景をよく見かけます。
2 子どもの安全を考える
大人用のスリッパは、子どもにはサイズが合いません。階段の上り下りが、ままなりません。
不審者や災害にも対応できません。
3 じゃあ、どうするのか…。
上靴を忘れた児童用に、学校として上靴をストックしておくのも一つです。
また、下履きを代用することも一つです。
絞った雑巾で、下履きの靴裏を児童自身が拭いて、上履きの代わりとして教室の中で過ごすことができます。
(衛生上の観点から、もちろん給食室には入りません。)
4 最後に
以上から『子どもの安全』という『肝』を教師が考えることで、自ずと答えが出るのではないかと思いました。