![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32534580/rectangle_large_type_2_636d2f9e88d59ae37601584ae2209b4a.jpg?width=1200)
体調はどうですか?
今日は体調のお話。
キョンコロ先生は20年以上(もうすぐ30年!)教壇にたって疑問に思うことがあります。
体調についての考えです。
熱があってなんとなく体調が不安だとか、咳が止まらないとか、そういった場合安静にしている方が当然早く治りますよね。
でも、「授業料がもったいないから」等の理由で授業に来るお子さんが本当に沢山います。
これってなんかおかしくないですか?
何のために授業を受けるのですか?と聞きたいです。
体調を崩してそれで、その次の一手が打てなくなったという生徒さんを私はたくさん見てきました。
授業中具合が悪くなって帰宅して、夜中にありえないほど熱が上がったとか、入院したなんてザラにあります。
もし、自分のかかっている病気が感染症であればクラスのみんなにも移す可能性があることをわかっていますか?
「自分がいま大丈夫だから」
という判断がどれだけ危険かわかりますか?
特に一番怖いのはインフルエンザです。
インフルエンザは感染力も強く、ワクチンも型が違えば効きません。
風邪という病気とは違います。
ある調剤薬局でお母さんが「家の子インフルエンザにかかったから悪いけど、塾の送り迎えを○○くんのお母さんにおねがいしたくて・・・」
と電話しているのを聞いた時すこしめまいがしました。
確かに欠席すれば「授業料はもったいない」し「勉強は遅れ」ます。
ただ、目標はそこですか?
中期的には合格が目標ですが、その先に待っているのは「その子にとって良い人生」であり、社会全体にとっては「次の世代をより良くすること」です。
その時に健康についての知識がなければ目標を達成することは出来ません。
夏休みや受験直前などの疲労のかさむ時期を健康で乗り切れるよう、保温、栄養、睡眠、感染症や体調不良の時の応急処置、いつ病院にかかるか?などをきちんと話し合っておきましょう。
特に受験は首都圏で加熱しています。
首都圏ということは人間が集中して感染症の危険が多いわけで、そういうことを自覚してきちんと対応してください。
キョンコロ先生は持病も手伝って、毎月1回病院に行きますのでその時に病院の先生に健康についての質問をたくさんします。
また、歯医者さんに月一回行くのもオススメです。
最近は小学生でも歯周病が進んでいる子もいるとか・・・
歯周病は心臓病やその他の疾患につながります。
また、歯が抜けてしまうと生きることそのものに楽しみが少なくなってしまいます。食べること、特に噛んで食べることがとても大切な事だということを歯医者さんなどで聞いてみてください。わかりやすく教えてくださいます。
月イチで歯をチェックして大きくなっても自分の歯で噛んで飲み込めるようにして欲しいですね。
みんな、健康で心配のない状態で入試に臨むために今から気をつけなければなりません。
ぜひ、皆さん健康について考えてみてください。