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「0から東大まで」国語勉強法(概論編)

皆さんこんにちは!東大3年のねりすです!

さて、今回から難関国立大受験生のための国語勉強法についてお話していこうと思います!

今回は概論ということで、勉強する中で「国語」という科目をどのように位置づけていけばよいのかということを中心にお話していくつもりです

難関国立大を受験する受験生にとって国語は多様な側面がある「変な」科目と言えます

①現代文②古文③漢文という形式を異にする3つの科目を相手にしなくてはならないからです

まず、どこから手をつければよいのか…

困惑している人も多いのではないでしょうか

英語や数学の記事でピラミッド的にステップを踏んでいくやり方を以前説明しました。

今回も「国語」全体をそのような構造で捉えるとするなら

国語の土台となるのは古文・漢文です

「いやいや、古文大嫌いなんだけど…」

という方にも分かるように説明するので安心してくださいね

なぜ古文・漢文が得点の土台になるのか

それは基本的に作問コンセプトが現代文と古典では異なるからです

現代文:思考力要素がとても強く、知識要素がとても少ない

古典:思考力要素はあるが決して高度ではなく、知識要素も一定の割合を占める

まず、現代文は思考力が命運を決めます。ということは思考力のついている人はそこまで時間を割かなくてもある程度は点が取れます。しかし、逆に思考力が弱い人にとっては数を重ねてもそれに見合うリターンは少ないと思います。

一方で古典にもそうした思考力要素はありますが、ほとんどの場合現代文のそれほどシビアではなく、逆に知識要素(文法や単語の解釈など)が重要な割合を占めます

これは言ってしまえば古典の基礎(単語・文法)を盤石にすれば古典でベースラインが確保でき、得点の安定化につながります。

これに対し、現代文は漢字などを除けば知識が介入する部分はほぼなく、その分変動、つまり不確定要素が大きいと言えます

このように考えたとき、再現性を高く国語で点数を稼ぐ方法としては

古文・漢文で得点を安定させ、現代文で上乗せする

という戦法が賢明ではないかと思います

これは東大受験生でも常套なやり方で、僕もこのような指針のもと勉強を進めていました

国語だけに限った話ではありませんが、受験で受かるコツなるものがあるとすればは確定要素を増やし、不確定要素を極小化していくことではないかと思います

小手先だけの勉強法にとらわれることなく、応用可能なマクロ的なものの見方も受験を通して涵養していってほしいと思います

今回は国語全体ということで非常にざっくりとしたお話になってしまいましたが、次回からはより具体的にどのように学習を進めていったらよいのかについてお伝えしていこうと思います!

是非楽しみにされて下さい

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ではまた次回お会いしましょう!


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