子供の志望校ってどう決めればいいですか?
★きっかけ作りを手伝ってあげてください★
先日は生徒目線の志望校選びの記事でしたが、今回は親御さん目線の志望校選びについての記事です。
「子供が高校生になり、受験の時期が近くなって、そろそろ志望校を決めるか」と、
志望校について話し合っていると思います。
私との三者面談で、タイトルの通り「子供の志望校どう決めたらいいですか?」と聞かれることがよくあります。
先日の記事の通り、お子さんの本音を大事にしてねと記述しましたが、一人で考えるのは難しいという方も多くいらっしゃいます。
こういう場合に親御さんに出来ることは何か。ということをこの記事では書いていきます。
まず、志望校を考える上で気をつけたいところは、
親御さんがお子さんの志望校を決めない
ことです。
これをしてしまうと、お子さんの成績が上がらない等、ネガティブな状態のときに、「自分が決めた学校じゃないし」と勉強に対してのモチベーションが更に下がってしまいます。
それだけでなく、勉強を頑張り切れないことにも繋がってしまいます。
ですので、無理に親御さんが志望校を決めない方がよいと思います。
では、親御さんに出来ることは何か。
それは、
「お子さんのきっかけ作りを手伝ってあげてください」
ということです。
具体的に言うと、
”お子さんに、大学について考えてもらうようにきっかけを作ってあげる”
ということです。
例えば・・・
「子供の興味あることが出来る学校があることを子供に話す」
「何気なく家に大学のパンフレットを置いておく」
「○○先輩が○○大学に行って、今すごく充実しているみたいと話す」
「オープンキャンパスに親御さんからお子さんに誘ってみる(行こう!ではなく行ってみない?)」
加えて、注意していただきたいのは、”指示しないこと”です。
「この前言ったあの大学について調べろ」と言うとか、「オープンキャンパスの日程調べた?」と聞くなどです。
指示してしまうと、お子さんが反発する可能性もありますし、より大学についての興味を損なわせてしまいます。
思春期だからってのが大きな理由ですね。
大事なのは、”お子さん自らに行動してもらうこと”です。
「きっかけを与えたとしてもホントに調べたりするの?」とお思いかもしれませんが、彼らも大人です。
必要だと感じれば学校など、親御さんの見えないところできちんと行動します。
自分が調べた上で決めた志望校なら、その志望校合格に向けての勉強がしっかり出来ます。
だからこそ、頑張りきることが出来ます!
親御さんは、あくまでお子さんのサポートをしてあげてください。それで十分です。彼らはもう大人ですから。
大学受験メンタルアドバイザー わっち