英語の時間が足りない
文系でも理系でも必ずと言っていいほど入試に使われている英語。
国立でも私立でも使われる英語。
大学受験はもちろん、高校受験に関しても「英語の時間が足りない」「長文をもっと早く読めるようにしたい」という悩みは多いのではないでしょうか。
単語や熟語など必要なものは覚えたはずなのに…だいたい内容もわかるのに時間が…
という人へ向けて書きました。
長文のスピードをあげるにあたって、必要なものはなんなのでしょうか…速読力?要らないところを読み飛ばすテクニック?段落の最初と最後だけ見ればわかる?
騙されちゃダメです。
高得点取ってる人の多くはこんなことしてません。普通に読んで普通に説いてます。だって言葉だから。
では質問です。
英語の長文の問題、日本語訳の文で出たら試験時間のどのくらいで解けるのでしょうか?
少なくとも試験時間内には確実に解き切れるはずです。
では、目を動かす速度が大切ですか?日本語の文で読み飛ばしましたか?
いったいどうして英語だと時間がかかってしまうのでしょうか。
高校生の時、英語がめちゃくちゃ出来る友達に隣で同じ文章を読んでもらいました。急いで読んでどれくらいその友達とスピードに差があるのか実験してみました。
すると、先に本文を読み終えたのはなんと私の方でした。
しかし、問題を解き終わったのは友達でした。
そこで私は気が付きました。
↓↓↓
あくまで私の考えですが、同じところを何回も読んでいる人が多いのではないかと思います。
日本語の文章であれば、一文さらっと読んだだけでその意味がほぼ確実にわかります。
しかし、英語の文章だと、さらっと読んだら頭の右から左に流れていってしまいます。
そして、本文を読み終え問題文を見た時、
あれ?これなんて言ってたっけ?
結局どーゆーことなんだっけ?
と、戻って戻って、ほぼ3回くらい同じところを読んでる…ということが原因で英語の時間が足りなくなっていました。
「ここまではこう言ってる」
「ここまではこういう話」
ということを整理しながら進めることが大切かなと思います。
この確認をする5秒程度の時間が、もう一度読み直す2〜3分を削ってくれます。
試験本番焦ると読み飛ばしたくなったり、急いで読もうとしてしまいがちだと思いますが、冷静にしっかり内容を抑えて1発で理解する、という心構えの方が良いのではないかと個人的には思います。
参考にしていただけたら幸いです。