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もし、折れちゃったら

詩のようなものです。
ご自身の体験と照らし合わせながら
読んでいただけると幸いです。

木の枝が伸びていって
どんどん伸びていって
あるときポキッと折れちゃった

支柱で支えてみても
再びくっつく気配はない

そんなときには先端を
思いきって取ってしまう

そうするとそこから
新しい芽が出てくるから


出てきた新芽はふたてに分かれ
元の道とは違って進む
同じところに進んでも
同じことになっちゃうから


なかなか花が咲かないのは
咲く必要がないときだから

花は子孫を残すもの
自分の命が尽きる前に
新たな命をつなぐため


植物たちは人間に
いろんなことを伝えてくれる
役立つ科学だけでなく
同じ生き物として
生きることの哲学をも教えてくれる

未来の人間と植物は
きっともっと仲良しだ

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